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10月03日-02号

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  1. 南城市議会 2018-10-03
    10月03日-02号


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    平成30年  9月 定例会(第6回)       平成30年第6回南城市議会(定例会)会議録1.開議     10月3日 10時00分 宣告2.散会     10月3日 17時02分 宣告3.出席議員   1番 安谷屋 正議員  11番 上地寿賀子議員   2番 運天貴也議員   12番 吉田 潤議員   3番 宮城秋夫議員   13番 平田安則議員   4番 森山 悟議員   14番 中村直哉議員   5番 新里 嘉議員   15番 大城竜男議員   6番 宮城康博議員   16番 宮平憲二議員   7番 島袋裕介議員   17番 松田兼弘議員   8番 仲間光枝議員   18番 親川孝雄議員   9番 前里輝明議員   19番 玉城 健議員  10番 知念俊也議員   20番 国吉昌実議員4.欠席議員   なし5.本会議に職務のため出席した事務局職員の職、氏名  事務局長      新垣 聡   事務局次長     仲村幸也  事務局主査     仲村勝尚   事務局主査     島袋旭史6.地方自治法第121条の規定により、会議事件説明のため出席した者  市長        瑞慶覧長敏  教育長       上原廣子  教育部長      上原 昇   総務部長      知念哲雄  上下水道部長    仲里康治   企画部長      當眞隆夫  農林水産部長    森山紹司   市民部長      城間みゆき  福祉部長      井上英之   福祉部参事     屋我弘明7.議事日程-----------------------------------     平成30年第6回南城市議会定例会 議事日程[第2号]               平成30年10月3日(水)午前10時開議日程第1       会議録署名議員の指名について日程第2 同意第18号 副市長の選任について日程第3       一般質問(7人)           (1)大城竜男           (2)松田兼弘           (3)仲間光枝           (4)玉城 健           (5)新里 嘉           (6)前里輝明           (7)運天貴也     日程第2は質疑、討論、表決-----------------------------------8.会議に付した事件  議事日程の事件と同じ9.会議の経過  次のとおり ○議長(国吉昌実)  これから本日の会議を開きます。 諸般の報告を行います。 土木建築部長より、本日は欠席する旨の届け出がありました。 9月27日までに受理した陳情はお手元に配付した陳情文書表のとおり、それぞれの所管の常任委員会に付託しましたので報告します。 9月28日に行われた議会運営委員会の決定事項については、お手元に配付したとおりであります。 本日の議事日程はお手元に配付したとおりであります。 これで諸般の報告を終わります。 日程第1.会議録署名議員の指名を行います。 本日の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定によって、1番安谷屋正議員及び2番運天貴也議員を指名します。 日程第2.同意第18号・副市長の選任についてを議題とします。 本案については本会議の初日に市長より提案説明を受けております。 これから質疑を行います。 新里嘉議員。 ◆5番(新里嘉議員)  皆さんおはようございます。 それでは、今回、提案されました同意第18号・副市長の選任について以下の3点を質問させていただきたいと思います。 まず1点目ですね、6月定例会、8月臨時会で議会に上程できなかったのはなぜか。 市長は6月定例会中、私ども会派に、今回の候補者初め、まだ新たに他の方の提案をしようなどという調整などの話し合いがありました。その後の、今回までに至った経緯についてお聞かせください。 2点目、今回、追加議案で上程したのはなぜか。ぎりぎりまで調整が難航していたのでしょうか。 3点目、副市長の就任予定はいつ頃を予定されているのか、以上3点よろしくお願いいたします。 市長。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  おはようございます。 ただいま新里嘉議員からの質問3点ございました。 1点目まずお答えいたします。6月、8月に上程できなかったのはなぜか。 人事案件ですので、その詳細についてはこの場で答えることは控えさせていただきます。いずれにしても、ベストな時期を選んでいったということでございます。 2点目、なぜぎりぎりになったのかという点に関しても全く同じでございます。ぎりぎりまで調整をしながら、自分の中でも模索をしながらこの時期になったということでございます。 いつ就任される、してもらいたいかということに関しては、今日この場で承認をいただけたら、明日からにでもぜひ就いていただいて、市政運営に貢献をしていただきたいと思います。 以上です。 ◆5番(新里嘉議員)  細かい詳細については、この場ではということでしたけれども、市長、先ほど私お話ししましたが、6月定例会中に市長のほうから足を運んでいただいて、いろいろと会派のほうでも2度ほどお話し合いをさせていただいたと思うんですよ。その際はですね、本当に本音でお互い、お話し合いができたのかなというふうに思っております。 その中で、市長はいろいろと苦渋のお話し合いとか、そういったことも私はお見受けされたんですけども。 今回の候補者も含めて、この期間中に何名の方に、いろいろと調整とか、いろいろとお話し合いを当たったとか、先ほど言いましたけども、その経緯ですね、もし話せることができるんであればよろしくお願いいたします。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  人事案件ですので、そこら辺も含めて詳細に関しては控えさせていただきます。御了承ください。 ◆5番(新里嘉議員)  この場では控えさせていただきたいという市長の答弁でしたけれども、これだけちょっと確認しておきたいんですけども、やはり副市長が不在であるということは市行政にとっても、市長にとっても、早目の選任を、同意をいただきたいという中で、やはりこれだけですね、5月の臨時会の後は、市長はもう6月にも同じ方をしっかりまた上げて、早目に同意していただきたいと、強い意思を持っていたのにもかかわらず、やはりこれだけ3カ月間、延ばし延ばしになったということは、市長にとって、やはりこの副市長が不在の期間、大変な思いをされたと思うんですけどもなぜ早目に上程できなかったのか、最後に一つだけ確認させてください。お願いします。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  なるべく早くというのは、私もそう思っていました。 ただ、その時期等に関しては様々な理由がございましたので、それに関しては私の、市長の胸のうちにとどめておきたいと思っております。 以上です。 ○議長(国吉昌実)  他に質疑はございませんか。 中村直哉議員。 ◆14番(中村直哉議員)  おはようございます。 同意第18号・副市長の選任についてに対して質疑を行いたいと思います。 先ほどの新里嘉議員と重複する点もございますので、それも含めて、再確認の上でやりたいと思います。よろしくお願いします。 まず1点目、5月の臨時会からこれまで提案しなかった理由。 2点目、他の議案同様、1週間前に提案すべき、これは1週間前に議会運営委員会が開かれます。今回の場合は改選がありましたので、全員協議会という場になりましたけれども、その1週間前には、提案すべきだと思いますが、それによってこの提案された人物の調査、あるいは評価をやる時間をいただけると。そういう時間をもらえることなく、改選後初めての本会議が開会した初日に提案された理由をお願いします。 3点目、任期はいつからいつまでですか。 4点目、さきの県知事選挙において、今回、提案されている方が、ある候補者の応援で朝のお手振り活動をしているのを見て、市民の方から、公務員の選挙活動は違反じゃないかとの相談がありました。 政策参与の選挙活動違反なのか。あるいは、違反ではなくても道義的にはおかしいと思うんですけれども、市長の所見を伺います。 5点目、6月議会頃から数名の候補者がいたと思います。その中のお一人は、仕事をおやめになる覚悟で引き受けたとの情報もありましたが、提案されることはありませんでした。 提案そのものは市長の専権事項ですので特に言うべきことはないんですが、この提案された相手、相談された相手に対する経緯は必要かと思います。 その方と市長の話し合いはされたのか伺います。 以上です。よろしくお願いします。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  中村直哉議員から5点の質問がございました。 まず、1点目、2点目に関しては新里議員と一緒ですので、理由等、あるいはなぜ直前になったのかも含めて、なかなか詳細は申し上げることはできませんので御了承ください。 それから、任期に関しても、今日承認いただいたら明日からということになります。 それから4点目、選挙の応援について、規律とか、そういったものも含めて法律も含めて、違反するということではありません。 ただ、直哉議員もおっしゃっているように、誤解を与えるような、そのようなことに関しては慎んでもらいたいと思っております。 それから5点目、数名の候補者がいたということですけれども、そこら辺も何ていうんですか、相手もいることでございますので、私のほうからこの場でお答えすることは控えさせていただきます。 以上です。 ◆14番(中村直哉議員)  人事ですので、なかなか詳細はこの場で言えないっていうのも理解できます。 ただ、やはり選挙の部分に関しては市長がおっしゃったように、やはり市民の皆さんにも、選挙違反ではないにしても、そういう誤解を招いてしまう。そういった部分での行動というものはしっかりやってもらわないといけない。 そういう部分では、やはり副市長としての資質とか、そういう部分ではしっかり対応していただきたいなと思いますので、その辺はまた市長の右腕として今後やる可能性もありますので、同意、あるいは不同意の結果いかんにかかわらず、今、政策参与として就任されておりますので、その部分では行動はしっかり、市民に誤解を与えないような行動をとっていただくようにぜひ指導していただきたいなと思います。 それ以外については、市長がおっしゃる人事案件なので詳細は控えるということですので、それ以外についてはもう質問は控えたいと思います。 以上です。 ○議長(国吉昌実)  答弁必要ですか。 他に質疑はございませんか。 吉田潤議員。 ◆12番(吉田潤議員)  おはようございます。 同意第18号・副市長の選任について何点か市長に答弁を求めます。 我々野党は、副市長人事に関して定例3月議会、5月の臨時会で、副市長人事に関して与党議員が介入しているのは明白である、民主主義の根幹である二元代表制の役割である行政活動の監視ができない理由で反対し、2回とも否決をしました。 市長は5月の臨時会で否決された後、我々野党に歩み寄り、副市長、教育長、教育委員会の調整が必要だということで話し合う場を設け、我々はその場で反対理由を従来どおり申し上げ、市長はわかったと持ち帰り調整をしたと思います。 調整ができたのが8月22日の臨時会でしたが、人事案件が提案されたのが、教育長、教育委員会だけの、副市長の人事案件は提案されませんでした。 5月の臨時会から8月の臨時議会まで3カ月の時間を要していますが、その間での経緯で何件か伺いますのでよろしくお願いいたします。 1点目、教育長、教育委員の人事では、6月定例会前に調整をして我々に事前に提案がありましたが、副市長に関しては2回とも否決をされた方でしたが、その経緯を伺います。 2点目、市長は副市長人事で調整をする中、ある部長に、副市長を引き受けてくれないかとお願いをして部長の了解も得たという情報もありましたが、その経緯について伺います。 以上よろしくお願いします。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  吉田潤議員から2点御質問がございました。 1点目も2点目もこれまで答弁したとおりでございまして、詳細に関してこの場で答弁することはできませんので、どうか御了承ください。 ◆12番(吉田潤議員)  開かれた議会ということで、我々としてはやっぱり、人事案に関してかもしれませんが、詳細を申し上げられないということは、市民にその経緯がわからずにという形になるかと思うんですが、詳細に関しては答弁できないということですが、それはそれとしてよろしいです。 再度、質疑をいたします。 市長は教育委員の調整をする中で、佐敷地域において、私では見当がつかないから検討してくれとある部長にお願いをして、部長はある方にお願いをし、了解ももらいました。そうした矢先、市長はその方ではだめだと断ったみたいですが、その経緯を伺います。 市長はある部長に副市長をお願いする前に、前市長が提案した方に会い相談をしましたか伺います。さらに、ある部長は信念があり、あることをお願いし、市長は了解したと伺っていますが、見解があれば伺います。 以上2点、再度お願いいたします。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  最後の質問に関しましても、本人たちのことがございますので、お答えすることはできませんので、ぜひとも御了承ください。 ただ、いずれにしても、市民のためにという思いで皆さんやっておられる方々ばかりでございますので、今後も市民のため行政に邁進してまいります。 以上です。 ◆12番(吉田潤議員)  市長は、市長に当選する前に市民に訴えたことは、開けた市政をということでありましたが、今、再度、答弁の中でもあるように、それで開けた市政と言えますでしょうか。それは私はちょっと疑問を持ちます。 再度、質疑をいたします。 副市長人事に関しては、今日までの経緯の中でいろいろなことがありましたが、最終的には市長であるトップリーダーの決断のなさが要因でここまできたのではないか。そういうことで、部長、あるいは職員との信頼関係が保てるのか心配です。 私はこれまでの経緯の中で、市長の答弁の中でもわかるように、今回の提案の副市長人事に関しても、前回同様に与党議員が介入していることが明白です。(27行目に訂正発言あり) そういったことで、市長の再度見解を伺います。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  吉田議員、与党議員が介入しているという証拠があるのであれば示していただきたい。そういうことは全くございません。 重ねて申し上げますが、市民のために、市民のための行政をやっていくことに変わりはございません。 開かれた市議会、そのことをするためにも、この議論、議場での闊達な議論というのは必要でございます。 しかし、人事とか、個人のプライバシーに関わることとか、そういうことに関しては、幾ら開けたといっても出すわけにはいきません。 ぜひともそこら辺は了解をしていただいて、今後、一緒になって、この議会通して、行政一緒になって邁進していくつもりですので、市民のための議会運営、そして、行政運営を作っていただければと思っております。 以上です。 ○議長(国吉昌実)  他に質疑はございませんか。 休憩します。     (休憩 10時20分)     (再開 10時35分) 再開します。
    ◆12番(吉田潤議員)  私の先ほどの質疑の中で明白ですと言った言葉を疑われますに修正をお願いいたします。以上です。(5行目の発言訂正) ○議長(国吉昌実)  他に質疑はございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) これで質疑を終わります。 お諮りします。ただいま議題となっております同意第18号・副市長の選任については会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、同意第18号・副市長の選任については委員会の付託を省略することに決定いたしました。 これから討論を行います。 ◆14番(中村直哉議員)  ただいま議題となっています同意第18号・副市長の選任について反対の立場で討論を行います。 先ほど質疑も行いました。なかなか、市長の専権事項ということで質疑を深めることもできませんでしたけれども、私の考えを述べたいと思います。 まず、副市長の人事案はこれまで3月定例会、5月臨時会で同様の提案がありました。2回とも否決をされております。しかし、その後、提案もなされず今回の上程となりました。 副市長の不在による市政の停滞という話も多々ありましたが、言うまでもなく副市長人事の提案権は市長にございます。6月定例会や、あるいは人事案のために臨時会を開くことで提案することも可能だったと思います。 ここまで提案もせずに副市長のポストを空席にしたのは市長であることは明白でございます。反対した議員が市政の停滞を招いたとの批判は当たらないと思っております。 3月議会で反対した理由の一つに、会派に御自身が説明にお越しいただいた際の話がございました。 まず、副市長として、大里庁舎跡利用をソニービジネスオペレーションズに借用できるよう、そして、玉城庁舎の跡利用として沖縄インターナショナルスクールの誘致を完了させたいとのことでございました。それができるなら2年でやめてもいいですと、そういう発言がございました。 その当時、市長は2つの庁舎の跡利用については白紙に戻して、市民の意見を聞いて決めるとの公約があったため、相反する意見では副市長として市長の右腕にはなれないんじゃないか、また、今回提案された御自身から、政治的な役割はやらないで行政内部のことは自分が行うという発言がありましたが、これについても、副市長の重要さから考えると認識が甘いのではないかという立場から反対をしてまいりました。 3月の反対意見に対して、その後、市長から特に説明もありませんでしたので、5月臨時会はそのまま反対の立場をとらせていただきました。 その後、6月議会開会中に市長から、皆さんは仕事はできる方だと言ったじゃないか、どうして反対するのかとの話があったので、行政の手腕は認めるが、副市長としての手腕は未知数であり、様々な意見を勘案すると副市長には同意できない旨の話をしたと記憶をしております。その後、市長と意見交換をする中で我々の考えも話をしてきたところでございます。 一旦は市長も納得し、別の方を候補に考えたこともあると思っております。 一方、教育長などと同様、別の方が候補に挙がるのではないかといった様々な情報が出回ることによって、職員の混乱やモチベーションの低下もあっただろうと思っております。ひいては市民サービスの悪影響も憂慮される、そういう事態ではなかったかと思っております。 また、提案された御本人については、政治的な役割、あるいは活動をしないとおっしゃっていたのに、知事選では選挙活動を行い、市民に地公法違反ではないかの疑いを抱かせております。言動と行動が一致しなければ、職員、市民はついてきてはくれません。 我々議会は、賛成すれば市長の追認機関とやゆされ、反対すれば、反対のための反対だとやゆされております。それでも、賛成、反対、それぞれの影響を考えた場合、今回は賛成することによるデメリットのほうが大きいとの思いから反対の立場をとりたいと思います。 議員各位におきましても、何とぞ御賛同いただきますようお願いを申し上げ、私の反対討論を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(国吉昌実)  次に、賛成者の発言を許します。 親川孝雄議員。 ◆18番(親川孝雄議員)  副市長の選任同意案件について賛成の立場で討論をいたします。 私なりに、副市長予定者として提案をされております新屋勉さんの人となりについて調べてみました。 沖縄県庁での仕事ぶりについては、県庁OBや知人から聞いたところ、県立病院課長時代には、病院事業の大幅な累積赤字を解消し経営再建に貢献したこと、公共事業の推進に必要な土地収用法の事業認定を所管する用地課長を歴任し実績を上げたことがあります。 南城市役所においては出向した7年間で政策調整監企画部長等を歴任するとともに、すぐれた経営マインドを生かし重要な市事業の推進に卓越した実績を残してきました。 県での用地課長経験を生かし、南城市の公共駐車場や大里北小学校の用地取得に伴う県との事業認定に関する調整など、県職員としての行政経験と地方行政の専門性に裏打ちされた実績もすぐれております。 その行政手腕を発揮する場面では、豊富な人的ネットワークを生かすことにたけており、庁内調整はもとより、地元や県、国、産業界とも手堅く確実な調整力を発揮できる人材であり、市政のこれまでと、これからを考慮した上でも、リーダーシップを十分に発揮し得る人材として、余人をもってかえがたい人物であります。 8カ月間も副市長不在が続いていることは、正常な行政運営とはいえません。議員各位におかれましては、市民生活を最優先した良識ある御判断をお願い申し上げ、同意くださるよう、私の賛成討論といたします。どうかよろしくお願いいたします。 ○議長(国吉昌実)  他に討論はございませんか。 吉田潤議員。 ◆12番(吉田潤議員)  私は副市長選任について反対討論を行います。 私は、今回の副市長の人事案は、5月の臨時会後の質疑の中でもわかるように、調整の中で駆け引きがあり、与党議員の介入があったことが疑われます。 我々が反対の理由で従来申し上げています民主主義の根幹である二元代表制の役割である行政活動の監視役を担うことができなくなる。さらには今回、副市長人事に提案されている方は、過去2回とも否決をされながらも副市長に提案されたい執着心は何なのか。 それとも、提案されている方は7年間、前市長のもと、行政に関しても、政治に関しても前市長に寄り添って、市民の福祉向上のために御尽力された方です。今回の副市長人事案を提案している瑞慶覧市長は、前市長の行政を批判して市長に当選した方です。既に副市長に提案されている方は、今回の知事選でも玉城候補の、街頭で選挙活動を行ってきました。 私は議員の皆さんに強く訴えます。人間はいとも簡単に変われるんですか。私は信念のある方は変わることはなかなか難しいと思います。そういったこともよく考えた上で今回の副市長人事は判断をしていただきたいと思っております。 以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(国吉昌実)  次に、賛成者の発言を許します。 知念俊也議員。 ◆10番(知念俊也議員)  同意第18号・副市長の選任について、無所属会派凛の会総意として、賛成の立場から討論いたします。 副市長案で新屋勉氏が再々、提案されています。 議案書の履歴書を見ても、これまで県や南城市での豊富な行政経験、人脈、調整能力もすぐれている方で、副市長として職務を全うできる方だと私は確信しております。 新屋氏は本市において政策調整監、企画部長、政策参与など大事な役職も務めた実績もございます。合併からこれまで策定してきた本市の様々な計画を具現化し、市民生活や福祉、子育てなど、行政サービスを向上していくために新屋氏の力が今の南城市政には必要でございます。 副市長の様々な役職や市政全般に関わる大事な役割がある中で、副市長の不在は南城市行政の総合力の低下を招きます。市政が変わり、現体制において豊富な行政経験、人脈、調整能力を兼ね備えた新屋勉氏なら南城市を発展させる副市長として期待できると確信しています。 同意第18号・副市長の選任について賛成といたします。 議員各位におかれましても、様々なお考えをお持ちだと思いますが、今の南城市にとってベストな判断、現状から、市政を発展させる責任を持った判断をしていただきたいと思います。これ以上の副市長の空白は市民生活にも影響を及ぼします。市民の暮らし最優先。 これにて私の賛成討論を終わります。 ○議長(国吉昌実)  他に討論ありませんか。     (「討論なし」と呼ぶ者あり) これで討論を終わります。 これから同意第18号・副市長の選任について採決をします。 本案は起立によって採決します。 本案はこれに同意することに賛成の方は起立願います。     (起立多数) 起立多数です。したがって、同意第18号・副市長の選任については同意することに決定しました。 休憩します。     (休憩 10時52分)     (再開 11時00分) 再開します。 これより一般質問を行います。 なお、本日の質問者はお手元に配付してあります議事日程のとおりであります。 順次発言を許します。 最初の質問者、大城竜男議員。 ◆15番(大城竜男議員)  皆さんこんにちは。4年間のトップバッターでございます。気分を変えて張り切っていきますので、皆様、おつき合いよろしくお願いいたします。 今回、老人クラブ連合会への補助金の削減について、そして、U字型(取っ手付)ごみ袋導入について、宅配ボックス設置について、そして、教育行政について、4点を入れております。 この場では、まず一番目の老人クラブ連合会への補助金削減についての質問をいたします。 この第2次南城市総合計画には、老人クラブなど地域団体の組織力の強化に対する支援、そして、老人クラブなど高齢者支援団体に対する支援としっかり明記されているにもかかわらず、老人クラブ連合会への補助金が削減をされております。 その理由と今後の高齢者の活躍に対する支援について、以下2点をお伺いいたします。 1点目、補助金が削減された理由と根拠。 そして2番目、今後の支援と協力体制、そして、信頼関係をどう築いていくかをお伺いいたします。 残りの3点は自席にて質問をいたします。 ◎福祉部参事(屋我弘明)  おはようございます。福祉部参事の屋我といいます。今後ともよろしくお願いします。 それでは、大城竜男議員の1点目、老人クラブ連合会への補助金削減についてお答えします。 まず、補助金が削減された理由と根拠についてですが、南城市行政改革推進委員会からの答申を受け、市が補助金を決定しています。 次に、2の今後の支援と協力体制、信頼関係をどう築くかについてですが、老人クラブ連合会の独立性、自主性を尊重し、自らの効率的・効果的な運営ができるよう積極的に助言等をして支援したいと思います。 本市はこれまで、地域の皆様が住みなれた地域において、健康で安心して過ごすことができるよう、福祉サービスの提供や健康、生きがいづくり事業など、関係機関、団体との連携のもと実施しております。今後も当連合会と協力体制や信頼関係を保ちながら、高齢福祉施策を推進してまいりたいと考えております。 以上です。 ◆15番(大城竜男議員)  今回、この質問にあたって、他市町村との比較、そして、南城市老人クラブのこれまでの歩み、そういったものも細かい数字、全て調べてきたんですけど、今回はこの数字というよりかは、南城市老人クラブを通してどのような福祉政策というのを考えているのかっていうのを重点にちょっと聞いていきたいと思っております。 先ほど話しした第2次総合計画、この中にしっかりうたわれているんですね。老人クラブ支援強化と明記しています。 これ、5、6年前に前議会、前々議会ですかね、単位クラブの補助金、それが段階的に減らされて10%、これは単位クラブですね。単位クラブが10%カットされた。 そのときに、当時、総務福祉委員会で議論がありました。そのとき、老人クラブ連合会も説明に来ていただいて、そして担当課も来ていただいて話をしました。そのときに、こちらにもあるように、第三者委員会で決まったからだという話だったんですね。 しかしながら担当課に聞くと、本来はもっと支援してあげたいという答弁でした、委員会でも。そのときに、なぜそれを第三者委員会に言わなかったのかと、初めからそういう、担当課が強い気持ちでいればそういった削減もなかったんじゃないか。そしてまた、老人クラブ連合会と常々話をしていれば事前にわかって、そういった調整もできるんじゃないかという話をしたときに、確かにそうだと、今後は常に連携をとってやっていきたいという話だったんですね。 そのときの前市長との総括質疑のときも、これを出しました。そのときも、まさにそれが重要だと。窓口の民間委託の業務は市民サービスとかそういうものだけではなくて、職員がよりコアな、こういった密着できる体制を整えつつ窓口の民間委託をしていくという話だったんですね。 それを踏まえて、今回のこの第2次総合計画を作って、もう今後はそういった支援が強化されるんだろうと思った矢先に今回も削減、今回は南城市老人クラブ連合会の削減があったということです。 今回も話し合いがされていないような話を聞いております。5、6年前に話したときにあれだけしっかり話し合っていくと言ったのに、また同じことを繰り返しているなと思っているのですが、そこら辺の経緯を少しお聞かせください。 ◎福祉部参事(屋我弘明)  再質問にお答えします。 今、大城竜男議員から言われたように、前回も10%カットされております。そのときにも、何か聞いたら、半年ほど喧々諤々してそういう経過になったと。 今回は5%ですか、3年間かけて削減されるということになっていますけれど、補助金カットイコール老人会への施策の支援が低下ということではないと思います。 そして、今回カットされた理由もまだ、補助金の使い方、事業ですね、そういうこと、もろもろが話し合われたというふうに、中身はちょっと割愛しますけれど。 そういうことで、今後、補助金を提供するのもいいんですけど、そういうことではなくて、老人会、老人クラブ、女性部とかいろんな、そういう方々の活動なくして市民の生活の活性化は全くないと我々は認識しています。 それで、他の面で支援できるか。例えば、老人クラブ自体が、事業が行われているのを全部見たら、グランドゴルフ大会とかゲートボール大会、それはもう30年、40年前から、あの頃は娯楽とかそういうんでなくて年寄り、年寄りって言うのはおかしいかな、そういう方々の娯楽を全部見つけて、有意義に暮らしてもらおうという老人クラブ、そのときも結構活性化していたと思います。 しかし、今の70代はあの頃30代、40代なんですよね。そういう方々が老人になって、高齢者になって、そのままの昔のあのときの活動だけでは、ちょっと見直すところがあるんじゃないかなと。今日、会長も見ているので、余り強く言いにくいんですけれど。 そういうことで活動に、支援の内容を、今後は、いろいろ内容を検討していって、我々は支援したほうがいいのではないかと。この話し合いも今からやりますけれど、そういうことで考えております。 ◆15番(大城竜男議員)  重要性は認識されているということと、これはもう思ってはいるのですが、やはり、もう一番大事なのは信頼関係だと思うんですよね。担当課が変わるたびとか、あと市長が変わるたびに何かちょっと待遇悪くなっているんじゃないかと思わせることが、一番これは不満が募ってくることだと思います。 やはり急に削減されたよといったら、やっぱり自分たちの活動が何か認められていないのかなとかって、そういうふうに思います。事前に、今、参事がおっしゃったように、そういう話し合いをしていればもしかしたら納得されて、じゃあ今後どのような、お金以外のもので支援ができるかとか、いろいろ話し合いができると思うんですね。 そういったことも踏まえて、日頃からなかなかこう、コミュニケーションが難しいと思うんですよね。今、佐敷の老人福祉センターですかね、拠点が。自分は社協も含めて、福祉に関するものですから、日頃からそういったコミュニケーションがとれるように、僕は社協の中か庁舎内に、日頃からそういった話し合いができるような、本当に机一つ置けばそこに来るわけですから、日頃からそういった話し合いができるような場所を設置するべきじゃないかなと僕は思うんですが、他市町村に聞いたらそういった、社協と連携してその中に事務局を置いているとか。そうすると、社協の事務局が事務員を務めたりとか、より一層密着して福祉政策を進めることができるんですね。 そういったことに関して、何か今後の検討に値するのか、もしくは何かお考えがあるのか。あればお聞かせください。 ◎福祉部参事(屋我弘明)  そうですね、今のは一番大事なところで、これから老人クラブだけじゃなくて、市民といろんな行政がどんどん、どんどん話し合っていくべきだと思います。農林関係、野菜部会とかいろいろ、行政といろいろ話し合いをしながらいろんな事業を持ってきたりはしています。 福祉も今いろんな、婦人部とかも関係するのかな、そういうのを含めて、ぜひ今度、連携とってですね、会長もお見えですので、そういうことはぜひ進めていきたいと考えております。 ◆15番(大城竜男議員)  ぜひですね、これはもうこの5、6年でちょっととまっていたのかなと思うので、ぜひこれを前に進めて、日頃からこの今回の削減についてもやはり唐突感があったのかなと、第三者から見てですね、5、6年前もですね。 ですから、今言ったお話だと納得すると思うんですね。また、じゃあそれ以外にその減額された分、何か別のものがあるのかとか話し合いができると思うんですよ。そういったことも含めて、ぜひお願いいたします。 そして、この第2次南城市総合計画にも関わっていますので、市長、こういった老人クラブの皆さんの活動に対する日頃の市長の思いとか、この福祉政策に対する、今、自分はもう、密着して本庁舎内に、どちらかに拠点を置いてもらったほうがいいのかなと思っています。 そこら辺も含めて、市長のお考えをお聞かせください。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  御指摘の点、大城竜男議員の膝を交えた意見交換がもっと必要ではないかという提案です。私もそのとおりだと思っております。 予算等だけにかかわらず、いろんな活動等の御提案とかがございます。市長としても、老人クラブ連合会の皆さんの市に対する貢献度に関しては高く評価をしているところでございますので、今後、私も含めて、担当課も努力をするということですので、ぜひ御意見等がありましたら積極的に提案をしていただいて、さらにいい活動ができるように頑張っていきたいと思っております。 ◆15番(大城竜男議員)  ぜひここら辺、一番やっぱり信頼関係ですから、そこらを損ねるとまたうまくいくことも、いかなくなることもありますので、ぜひしっかりよろしくお願いいたします。 そして2番目の、U字型(取っ手付)ごみ袋導入についてに移りたいと思います。 議長に了解を得て今、現物をお持ちしたんですが、こういったものです。こういったものですね。取っ手がついているやつです。 南風原町のお借りしてきたんですが、これは、U字型ごみ袋というのは、家庭ごみの有料化の段階から多くの要望があったと聞いております。現在の長方形の形ではなくて、この袋の口が結びにくいと、長方形だと。これだと結びやすい。特に握力のない高齢者とかですね、そういった、結んだ後にまた持ちにくいとかということもあって、導入を望む声が以前からあったと思います。 その件について2点、県内自治体の導入状況、そして2番目に、導入に向けての取り組みができないか。この2点をお伺いいたします。 ◎市民部長(城間みゆき)  こんにちは。市民部でお答えいたします。 大城竜男議員の2点目の(1)県内自治体の導入状況についてお答えいたします。 本市以外の沖縄県内10市でU字型ごみ袋を導入しているところは、那覇市、沖縄市、浦添市、豊見城市及び名護市の5市であります。近隣では南風原町、与那原町及び西原町が導入しております。 次に、(2)導入に向けての取り組みができないかについてお答えいたします。 ごみの減量化、資源化を推進することを目的に、本市、八重瀬町及び南部広域行政組合、島尻環境美化センターの3者で設置している一般廃棄物対策連絡会の今年8月の会議において、今後、U字型ごみ袋導入について協議を進めていくことが決定しております。導入にあたっては、南城市廃棄物減量等推進審議会へ諮り、御意見を賜りたいと考えております。 以上です。 ◆15番(大城竜男議員)  今の話だと、もうその導入に向けての話し合いが進んでいるということで理解します。 以前は、これまで県内で作れなかったというのもありますし、コストが高くなるんじゃないかということもあってなかなか導入ができなかったと聞いています。 また、八重瀬町もすごくこれ、導入に対して要望があって、ぜひやっていきたい。ただ、南城市がどう考えているのかなという感じの話も以前聞いたことがあるものですから、もし南城市がこれを導入したくないといっても何とか進めていきたいという話も聞いたものですから、本市はどう考えているのかなということで聞いております。 また、北谷町も県内産で作っているけど、そんなにまで金額が上がるものでもないということでありました。 以前、一般質問か何かのところで長方形のごみ袋が大分余っていると。残っているから、これを全部使い切らないと導入も難しいという話があったみたいなんですね。 それに関しては、例えば今、ナンバープレートも以前のものと、新しいものと両方扱っていると思うんですね。ここら辺は特に問題はないのか、大量に余っていても徐々に減らしながら新しいものを、取っ手付に変えていくことができるのか、これからの協議だと思うのですが、そこら辺、大丈夫なのかお聞かせください。 ◎市民部長(城間みゆき)  ただいまの質問にお答えいたします。 U字型ごみ袋だけを導入するのか、並行して両方選択制にするのかというのを、先ほども申しました審議会の中で意見を賜っていきたいなと思っております。 自治体によっては選択制にしているところもございますので、どのほうがいいかは今後、検討してまいりたいと思っております。 以上です。 ◆15番(大城竜男議員)  導入に向けては進んでいるということなので、そこら辺は選択制にするのか、とりあえずあるものはなくしながら全てを取っ手にするのか、今後のことだと思うのですが、ぜひ導入に向けて進めていっていただきたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。 取っ手付ごみ袋については、これで終了いたします。 3番目の、宅配ボックス設置についてなんですが、インターネットでの買い物が増えて、宅配業者の再配達というのが社会問題となっています。本市でも共働き世帯が多くて、全国的にも平均で20%が再配達となっているそうです。 僕も経験あるんですけど、南城市内とかその近隣だともうちょっと高くて、40%から、多いときはもう50%ぐらいが再配達になっていると思っております。 これは国土交通省も問題解決に取り組んで、その報告書では、やはり宅配ボックスの普及促進が重要だと、もう今の段階ではそれが一番重要だということでうたわれております。 本市においても、この宅配ボックスの普及促進についての取り組みができないかというところで、ちょっと見解をお伺いいたします。 ◎市民部長(城間みゆき)  大城竜男議員の3点目の宅配ボックスの普及促進ができないかについてお答えいたします。 議員がおっしゃるように、近年インターネット通販の普及により宅配個数が急増していると同時に、指定時間に荷物を受け取れず再配達が増えているのが現状のようです。 宅配便の再配達がCO2排出量増加や、労働生産性への悪影響などといった社会的損失を生み出しているという現状を踏まえ、環境省が中心となって経済産業省や国土交通省と連携して、「COOL CHOICE できるだけ1回で受け取りませんかキャンペーン~みんなで宅配便再配達防止に取り組むプロジェクト~」が実施されているところであります。 環境負荷軽減やワーク・ライフ・バランスの推進の一環として、宅配ボックス設置の必要性については理解をするものの、経済的負担が生じることから、市民への普及促進には議論の余地があるのではないかと思っております。 当面は国が推進している、1、受け取る時間帯を指定する。2、受け取る場所をコンビニや宅配業者の営業所等を指定する。3、事業所の提供するコミュニケーションツール等を活用するなどを広く市民に呼びかけることで一人一人が自分のこととして考え、再配達が少しでも減少するよう取り組んでまいりたいと考えております。 ◆15番(大城竜男議員)  この問題をなぜ取り上げたかというと、僕もある宅配業者でずっと仕事をしていたものですから、この近隣回っていると本当に40%、ひどいときには50%。朝8時、9時から回って夕方まで、例えば80個荷物を持っていくと、ひどいときには40個、配達終わって40個が再配達。しかし、4時、5時にはまた午後の便が来るんですね。午後の便を持ってまた再配達を回らないといけないと。 そうなると、バスというか、ちょっと大型トラックも含めて、この狭い南城市の路地を本当に飛ばすんですよ。自分では意識していないんですけど、時間指定とかいろいろあってですね、本当に飛ばして、子供たちが登下校のときも本当に危ないんじゃないか、下校の時間ですね、危ないんじゃないかなというのが本当に見受けるんですね。 配達員、これは運送業界の問題でもあるんですけど、運転手がもう普通の精神ではないような感じで配達をしていますので、とにかく間に合わせるということで飛ばしていくというところで、本当に危険だなと思っております。 最近ではアパートとかも宅配ボックスの設置が進んでいますし、そういったところでは改善していくとは思うんですが、それでも今、聞き取りをしたらやっぱり南城市内は多分30%から40%は再配達しているんじゃないかなということなんですね。また、その中の大体7割から8割は、毎回頼んでいる方ということを、大体聞いております。 そのときにちょっと思ったのが、以前、生ごみ処理機の補助金を出していたと思うんですね。これを購入したら幾らかの補助金を出すと。そういった形で、この宅配ボックスもそれほど高価なものではないので、そういったものも設置ができれば南城市内のCO2の削減にもなりますし、そういった、トラックが夕方飛ばして子供たちを危険にさらすことのないというところもありますので、そういった観点で少し考えていただけないかなと思うのと、そこからまず、ちょっと見解を伺います。 ◎市民部長(城間みゆき)  きっとその質問が出てくるだろうなと私、個人的に想定しておりました。 今、国のほうでは、平成29年4月から業者に対して2分の1助成がスタートしているかと思います。その辺ちょっと国の動向を注視していきたいなということで、現時点において、南城市内、本市で助成っていうことについての踏み込んでの議論はしていない状況です。 今後、担当課において議論はしていけるものかと思いますけれども、すぐ助成っていう方向ではない。まずは広く呼びかけていきたい。自分のこととして捉えていただきたいなというのが考えでございます。 以上です。 ◆15番(大城竜男議員)  僕も予想どおりの答弁でありました。 これ、できることから始めないといけないと僕も思っているので、まずは、例えば各自治会に毎月、青い梱包のボックスで、各自治会に多分郵送をしていると思うんですよね、広報誌を。 例えば、常駐であればいいんですけど、自治会、公民館とか、その自治会の会長の自宅を指定している方もいらっしゃるんですかね。それでも、例えば公民館に置いていてという話があっても、雨で置けなかったりとかすると、またこれを持ってまた午後回ってきてということもあり得る話ですね。1回で配達が終わらないというときもあったと僕も認識しています。 やっぱり、そういったできることから、例えば本市でのそういった委託しているものに関しては1回で受け取れるような形とかですね、できることから始めていくことが必要かなと思っておりますので、今後の議論の余地があるということなので、そういった宅配ボックスの設置も含めて、ぜひ御検討をよろしくお願いいたします。 4点目、教育行政についてお伺いをいたします。 ようやく教育長、教育委員の人事がそろって、教育行政がこれから動き出しますが、もう本当に、今議会でも多くの議員が教育行政を取り上げていくと思います。 その中で、大里北・南小学校の問題とか、通学路の問題、市内全体の教育施設、通学路の安全点検とか、もういろいろ問題が山積していると思うんですね。 そういった中で、新しい教育長になって、今後の細かいことではなくてですね、今後の運営も含めて教育長の意気込みというか、今後の本人の意気込みをちょっと聞きたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◎教育長(上原廣子)  こんにちは。初めまして。上原でございます。 9月に教育長に就任いたしまして、今、各課からの業務報告を受けております。 先ほどの大城竜男議員の質問に対してですが、山積している課題に関しては後ほど部長のほうから報告させていただきます。 私のほうの、運営を含めての意気込みに関してですが、私は長い、40年近く教員生活を送ってまいりました。その後、リタイアして民生委員・児童委員ということで5年近く地域の方たちと交流をしてまいりました。 この2つの経験から、南城市の子供たち、あるいは市民の皆さんに私の経験を生かしてこの教育行政に取り組みたいなという思いでおります。今後ともよろしくお願いいたします。 以上です。 ◆15番(大城竜男議員)  部長も答弁されますか。 多分、今回、一般質問多いと思いますのでそこら辺で議論していただければなと思います。 ただ、この教育長不在の間に、やはり僕らの近い年齢の方からもですね、例えば新しく大里北小学校になると、今、1年生2年生でようやく南小学校で落ちついてきたのに急に北小学校に行って大丈夫かなとかですね、通学路どうしようかなとか、やっぱりそこら辺とっても不安に思っている人多いと思うんですね。 そういった不安も、やっぱり払拭するためにもぜひ今後、また皆さん協力していただいて、山積するその問題について、一生懸命汗をかいていただきたいなと思いますので、よろしくお願いを申し上げまして、私の一般質問とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(国吉昌実)  次の質問者、松田兼弘議員。 ◆17番(松田兼弘議員)  ハイサイ、グスーヨー、チュウウガナビラ。松田兼弘ヤイビーン。一般質問ウンヌキヤビン、ユタシクウニゲーサビラ。 通告に従ってまいります。 1点目、農業用水の確保について。 津波古地区の農業用水の確保を求める。 農産物の成長期に水を確保することが喫緊の課題であります。 (1)現状と計画を伺います。 (2)当面の応急策として既存の排水路に貯水池の設置を求めます。 2点目、新開田原線周辺整備について。 (1)当事業の進捗状況を伺います。 (2)排水路断面の破損の修復を求めます。 (3)排水路周辺に安全柵の設置を求めます。 (4)排水工事に伴う畑地と農地に段差が生じています。段差の解消を求めます。 3点目。 佐敷地区与那嶺原周辺の水害対策について。 (1)現状と今後の水害防止対策を伺います。 (2)当面の応急対策を求めます。 (3)浜崎農道73号の排水路の安全柵の設置を求めます。 4点目、新開地区の道路整備について。 新開地区の道路舗装と安全対策を求めます。 (1)道路舗装 の現状と舗装整備計画を伺います。 (2)路面の沈下によるマンホールや止水弁が突出しており、早期の対策を求めます。 (3)水たまりの解消、路面の白線の塗り替えを求めます。 ◎農林水産部長(森山紹司)  おはようございます。農林水産部の森山です。よろしくお願いします。 松田兼弘議員の1点目、農業用水の確保について(1)現状と計画についてお答えします。 現在、津波古地区の既存の営農用水施設は水源が枯れており、水量が確保できない状況であり、湧水調査を実施しているところであります 今後の計画につきましては、農業農村整備事業管理計画において、かんがい排水事業の佐敷西部地区として事業化を計画しております。 そのためには、水源及び水量確保の課題や、推進組織の設立並びに地域の合意形成が不可欠となるため、水量調査の実施や地元意見交換会の開催により、事業化の実現に向けての可能性を確認しながら事業採択に向け取り組んでまいります。 (2)当面の応急対策については、一時的な貯水池等を補助事業での整備は厳しいと考えております。 津波古地区の受益を排水路へ取水箇所の設置を確保するには、大幅な費用が必要となることから、財政面、既存の営農用水の利用と両面で検討していきたいと考えております。 次に2点目、新開田原線周辺の整備についてお答えします。 (2)排水路断面の破損修復については、補助事業として今年度採択されましたので改修を行います。 (3)排水路周辺に安全柵の設置については、排水路に沿う市道はガードレールが設置されておりますので、農道から市道に取り付く交差部分については、この補助事業で対応可能か検討します。 次に3点目、佐敷地区与那嶺原周辺の水害対策についてお答えします。 (1)現状と今後の水害防止対策について、与那嶺原周辺の被害状況としましては、大雨時に当該地区の山手側にある水兼農道より雨水及び砂利が下流側にある道路及び農地に流れ込み被害が発生しております。 水害防止対策としましては、地元住民の意見聞き取りを行い、どのような対策が可能か検討してまいります。 (2)当面の応急対策については、当該地区の山手側にある水兼農道から下流域に雨水及び砂利が流れ込むため、流入物を受けるための横断側溝を設置したいと考えております。 (3)浜崎農道73号の排水路の安全柵の設置について、当該排水路を確認したところ、特に危険と思われる集水桝2カ所に転落防止柵の設置を考えております。 以上です。 ◎総務部長(知念哲雄)  それでは、松田兼弘議員の質問にお答えします。 なお、本日、土建部長が急用で欠席ということで、総務部長のほうでお答えさせていただきたいと思います。 まず、2点目の新開田原線の部分です。 まず、この新開田原線についての御質問のうち、土建部に関する1点目と4点目についてお答えいたします。 (1)当事業の進捗状況につきましては、平成30年度末時点で、工事全延長610メートルに対し、410メートルが完了する予定であり、事業全体の進捗状況は約68%となる見込みでございます。 (4)畑地と歩道の段差について、現地を確認したところ、段差箇所は県道137号線取り付け付近でございます。当該市道をすり付ける場合、県道側が地形的に高いことから、構造上段差が生じております。 今年度の工事区間は、さらに県道137号線側の約90メートルを予定しており、当該区間を含め、工事前の状況との対比、段差が生じることによる弊害、段差を解消できるかなど、調査検討などを行い、対応していきたいというふうに考えてございます。 続きまして4点目、新開地区の道路整備の部分でございます。 まず(1)道路舗装の現状と舗装整備計画について、新開区内の市道は全て舗装されておりますが、劣化が見られる箇所もあり、現場を確認して緊急性及び重要性を判断しつつ修繕を行っております。 (2)路面の沈下によるマンホールや止水弁蓋の突出している箇所につきましては、所管課との調整を行って対応していきたいというふうに考えております。 (3)水たまりの解消につきましては、緊急性及び重要性を判断して対応してまいります。 白線の塗り替えにつきましては、必要箇所の把握や与那原警察署との調整等を踏まえた上で対応していきたいというふうに考えてございます。 以上でございます。 ◆17番(松田兼弘議員)  農業用水の確保について再質問を行います。 現状と計画について伺いました。一定の計画等出されています。しかしながら、農家は待てない状況です。当面の池ということで出されていますが、私やっぱり農家の皆さんは各自で水揚げをするポンプやホースを自前で持っております。これからいうと、農林水産部長によると、一定の予算がいると、そういう答弁です。 しかし私としては、農家の皆さんとしては、一定の部分についての既存の部分というのは、削岩して池を造る、そういう予算が高価なものではなくて安価なもんで仕上げるんじゃないかと。その辺も含めてやっていただくと、そういう部分での意見も出されています。 その辺の考え、いかがでしょうか。 ◎農林水産部長(森山紹司)  ただいまの質問にお答えします。 今、松田議員がおっしゃる箇所については、多分、集水桝設置箇所とか、排水路幹線の多い箇所とかと思っております。 その件については、ただいま先ほども申し上げたように、新開田原線の新規採択された事業路線については検討はやります。それ以外については、受益面積が多大なことから、東部地区の面積を今、計画書の中では40ヘクタール余りあるんですよ。それを全部となると、ちょっと莫大な金がかかると。 それも加味しながら、必要箇所、幹線的なものを先にできるのか、先ほども申し上げたように、財政面も含め、与那嶺原ですか、向こうから来る雨水処理施設の件もあると思うんですけど、あれも含めてそういう取水をもっと規模を拡大できないものか、それも検討しながら今後、進めて考えていきたいと考えています。 以上です。 ◆17番(松田兼弘議員)  確かに、全域ということは予算とか大変だと思います。 私はこの辺については、農家の皆さんと一緒に膝を交えて、どこからやっていくか、モデル地区を作っていくかと検証もしながらやっていくと。安価なものを、財政を有効に活用していくという部分で、やっぱりその辺については農家の皆さんと話し合って、膝を交えて、どこからやっていくか。 これは一定の水が出るっていうのは大体わかっているんですよね。水がよく流れて、そこに水を、池を作ったら一定にやれると。その辺はお互いにポンプとかも持っているし、そういったタンクとか持っているんで、その辺は移動も可能です。その辺は、お互いの行政と農家の皆さんの意見を、合意を形成しながら進めていくというのが一番だと思います。 ぜひその辺については、農家の皆さんと一緒になって、どこの地域にあるか、どの辺をモデル地域にやるかっていうこと含めて実際やっていただきたいと思います。 農家の皆さん、本当にこの部分については喫緊の課題です。 今、農家の皆さんが野菜も含めてきび作農家、本当に継続していくのかどうか、本当にきび作農家を続けていけるかというのが、やっぱり夏場の水を確保するのに一番かかっているという状況です。 その辺からいうとね、やっぱり農家の皆さんは水を確保することに、引き続きさとうきびを作っていくかという岐路に立っている、分かれ道に立っているということです。その辺はしっかりと行政は受けとめてほしい。 今、佐敷地域区の中でも、南城市の中でも、きび作農家の生産がどんどん落ち込んでいると。夏場の植えつけが今度、佐敷地区、津波古地区でも、ほんの何件かしかなかったという現状です。 やっぱりさとうきびは沖縄の農業の基幹産業、他の産業にも波及していくということでの位置づけですので、しっかりとその辺は理解してほしいというのがあります。その辺の考え方ですね。 やっぱり農家の生産を上げる、それと併せて収入も上げることによって、税収も増えるっていうことです。その辺を踏まえてもう一度、取り組みの決意も含めてもう一度お願いします。 ◎農林水産部長(森山紹司)  ただいまの再質問についてお答えします。 農業法人の方からも地下タンクの設置について事業取り組みができないか、自分でも地下タンクを造りたいという形で相談を受けました。現在、ポンプアップをしてある箇所から運んでいるということも確認しております。 しかし、かんがい排水事業については、この法人の方も理解はしているんですけど、やはり地下タンクとなると個々のものになるものですから、これも事業化では大丈夫ですけど、大きなかんがい排水を事業推進していくために、個々の取り扱いを補助でとっていくと虫食い状態になっちゃうと困るものもあるしというのが懸念されるところではないかと私は思っております。 そういうのもあるんですけど、本人いわく、このかんがい排水を待っていると、もう10年も待たなくちゃいけない、もう年老いてできなくなるということも聞いています。 それも含めて、いろんなことを検討しながら、そういう水対策、いろんな地域の意見も酌み交わしながら頑張っていきたいと思います。 以上です。 ◆17番(松田兼弘議員)  市長に伺います。 農家にとってやっぱり夏場の水を確保する喫緊の課題ですね。やっぱり、その辺は行政としてしっかり公言していく。 今、水の対策も含めて全体の対策やりながら、とりあえず安価でやれることを追求して、担当部局にやっぱり主導性発揮して、安価な部分でやれないか。 次は、やっぱり市民とのね、農家の皆さんと膝を交えてやるっていうことで、担当部署へのやっぱり指導していくということも含めて、県内における、南城市におけるキビ作農家、野菜作りっていうのがありますので、しっかりとその辺を、考え方をしっかり浸透させてほしいということがあります。 その辺の市長の見解を伺います。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  ただいま松田兼弘議員からの農家支援の指摘に関して、私も同じように考えております。 農業があって初めて、農家の皆さんが頑張って初めて我々の生活はできるわけですから、特に水の重要性っていうのは私も痛感しております。 これまで現場視察も部長他担当職員含めて視察してまいりました。その現場を見ながらどういった方法ができるのかを、今これからスピード感を持って検討してまいりたいと思います。 農家の皆さん、その地域の農家の皆さんとの意見交換も一度はやっておりますので、やはり水はもう必死になって、どうにかしてくれっていう訴えを私は肌で感じておりますので、何ができるか、できることから始めていくという姿勢をしっかりと見せていって、農家の皆様方のまた信頼も得たいと思っております。 ◆17番(松田兼弘議員)  しっかりとやってほしいと思います。 やっぱりきび作をやめて耕作放棄地をなくさないというのを含めて、税収のアップも含めてということ、しっかり取り組んでほしいと思います。 次行きます。新開田原線の整備についてです。 担当部長に伺います。これ、馬天小学校、新開方面からの通学路とかも考えてあります。大里方面のアクセスもあります。 これ通学路も含めてのその辺の考え方、アクセス道路とか含めて、その辺での考え方、担当部署がいないけれども、難しい課題だけども、その辺ちょっと聞かせてください。 ◎総務部長(知念哲雄)  ただいまの御質問、かなり難しい御質問ではございますけれども、松田議員がおっしゃるとおり、ここの道路自体は馬天小学校への通学路としても使われるのかなというのはございます。 ただ、そのスクールゾーンであり、それから通学路、歩道も含めての部分につきましては、やはり教育委員会等の調整、それから市内の道路、インフラ以外の部分の所管課とも調整しながら進めていく必要もあるだろうということでございます。 田原線は一旦、事業として取得している範囲の中で進めていますので、それを完了した後で活用された後に、例えばやっぱり歩道がどうしても必要であるとか、横断歩道はここに設置する必要があるだろうということは運用していく中で出てくるところなのではないかということがございますので、その運用を踏まえながら今後、検討していきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ◆17番(松田兼弘議員)  次に、個々のものについて伺います。 田原線の排水、破損の修復ということを出しました。これは一定の事業を通して進めていくということです。 それがずっとサポートをとりながら事業が進まなかったということでの、周辺の農家の皆さんはすごく、いつ頃の日程で、スケジュール的にどうなっていくかということで不安があります。 今、事業を採択して進めるという回答をいただきました。その辺での、どういうスケジュール的にやっていくかについてのその辺の考え方、事業の工程表とかも含めてその辺の考え方を教えてください。 ○議長(国吉昌実)  休憩します。     (休憩 11時52分)     (再開 11時52分) 再開します。 ◎農林水産部長(森山紹司)  ただいまの質問にお答えします。 排水については、平成28年度の大雨に一部、三面張の排水、約10メートル前後だったと思うんですけれど、倒壊しました。これは旧、こういう農水関係の事業で皿型側溝で造られているんですけど、この造りが悪くて側壁が折れたという形になります。 一部分を復旧してやるという考えもあるんですけど、これは災害復旧で上げようとしていたんですが、部分部分なものですから、災害復旧についてはその箇所しか復旧ができないものですから、いろいろ検討した結果、全延長を事業取り組みできないかというのを進めながらこれまで来ています。やっと今年度、採択の運びになりました。 今回、今年度、実施設計、この事業についてはもう一カ所の路線、こっちとは別に知念の地区にもあるんですけど、これも含めて平成30年から34年まで完了という形で考えております。 田原線の新開原側についてのボックス、これは市道ともバッティングするんですけど、市道部分のボックス等を省いた路線、全ての路線を整備します。 以上です。 ◆17番(松田兼弘議員)  30年から34年という4年間の部分で、あの断面を直す部分でそれぐらい時間かかるかという部分なんですよ。ずっと待たされてきているという部分で、何でこれぐらい日程的にやれないかというのがね。 農家の皆さんが大変、いつ頃できるかということが一番心配なんですよ。田原線が全部終わるまでしかできないということになったら大変な状況ですよ。あのサポートをずっとやりながら、今度の台風でも大分破損が目立ってきたんですよ。これは待てませんよ。これ、4年間待つんですか。 再度お願いします。 ◎農林水産部長(森山紹司)  これは先ほども申したように、吉富南田原地区と津波古地区があります。津波古地区については先に整備します。 津波古地区の工事については31年度に用地購入、これ22筆あるものですから、相続も含めて用地購入を先に行います。32年度に全て工事も完了するという考えで思っています。 残りについて、4年という形になりますので、佐敷地区については32年度完了ということで御理解ください。 以上です。 ◆17番(松田兼弘議員)  しっかりと、早める速度をもってあたってほしいと思います。しっかりとお願いいたします。 次に、安全柵の設置について。市道、ガードレール設置ということで、取り付け部分、補助事業の対応可能か検討します。 皆さん対応すると言うんだけれども、これ完成したら子供たちがずっと通ってきますよ。自転車も通ってくる、高齢者の散歩のコースにもなっています。 これ対応によって、補助事業が対応できなかったら、これずっと放置するんですか。その辺の考え方、いかがでしょうか。 ◎農林水産部長(森山紹司)  そういうことではなくてですね、ただいまの件については、この市道に沿って横からの支線農道5路線があります。その巻き込み部分については全て設計取り組みを考えております。 以上です。 ◆17番(松田兼弘議員)  わかりました。早期に設置するということで理解して、次に進めます。 次、佐敷地区与那嶺原という地域です。 ここについては最近、多くの農家の皆さん、法人の事業所ができて、ビニールハウスも大分建ってきました。農業就労の若い人たちも増えています。本市の農業政策、農業振興につながっていく。航空貨物という部分もいろんな形でハーブとか全国発送されています。その辺の部分では、やっぱりしっかりと進んでいくということがあります。 農林水産部長、やっぱりその辺は沖縄の農業の可能性もありますし、やっぱりその辺でのしっかりと応援していく。水害の事故で生業がとまってはいけない、その辺の農業の生産を遅らせてはいけないっていうのがあります。 その辺はどういうふうに現状を理解しているか、考え方も含めてお願いします。 ◎農林水産部長(森山紹司)  ただいまの質問にお答えします。 現場周辺は、やはり近年の豪雨等で考えられない、想定外の流入がありまして、先ほど申したように、農業法人の皆さんからも、その箇所については雨水の量でオーバーフローしている水をマンホールに落としているんですけど、蓋が上がるとかいろいろなことを聞いています。 それも含めて、今回、流域調査をして、事業取り組み、面積の確認等、流域調査、設計も含めて検討していきたいというふうに考えております。 以上です。 ◆17番(松田兼弘議員)  本当に沖縄農業が県外とか、やっぱりアジアの方向に進んでいくと、やっぱり南城市の一定の農業収入、若い人たちの収入も生かしていくという先進的な部分があるということで、やっぱり南城市の誇れるという部分がありますので、しっかり応援をやっていただきたいと思います。 流域調査もしっかりとやるということでありますので、やっぱり水が入ってくるというのが大変な状況です。その辺をしっかりとやってほしいというのがあります。 あと、周辺の排水溝の断面が割れています。その辺でのU字溝、取水口とかいろんな形でやっていくということで、本当に担当課の皆さんと、私も、農家の皆さん、その事業所の人も一緒になって現場をやりました。 やっぱり水害からしっかりと守っていくというのがあります。やっぱり断面の部分とか、上からの、やっぱり水が急激な高さで入ってくるというのは、地形的に大変な状況にあるのだけれども、農地としては優良農地です。しっかりと応援しないといかんというのは思いますので。 排水の断面が割れているとか、排水が詰まっています。その辺は早期の手当てが必要です。その辺の考え方、早期にやってほしいというのがありますので、その辺、もう一回お願いします。 ◎農林水産部長(森山紹司)  ただいまの質問についてお答えします。 排水路については、一部分は農水部、道路については土建部、市道は都市建設側というのがありますので、関係課も調整しながら早急に対応していきたいと思います。 以上です。 ◆17番(松田兼弘議員)  市長に伺います。 先ほど私がお話ししたように、全国にハーブとかいろんな沖縄の特徴の、空輸でやっているし、今、ビニールハウスも建ち始めています。もっとね、耕作地も休んでいる土地もやっぱり広げていくという意気込みもあります。 やっぱり市として、しっかりと応援していくというのがありますので、その辺での考え方、水害対策も含めて、現場も確認したと思いますので、その辺での考え方を聞かせてください。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  この水のことに関しましては、特に佐敷地区の農家の皆様方が抱えている長年の課題だと、私も市長に就任して認識をしております。 なかなか難しい部分もあると思うのですけれども、担当課と知恵を出し合いながら、そしてまた、農家の皆様方の意見もしっかりと聞きながら、あるいは県との調整もあるかもしれませんが、そこも踏まえながらスピード感を持ってやっていきたいと思っております。 ◆17番(松田兼弘議員)  国の事業、県の事業とか、いろんな入っているということがありますので、しっかりと市の方向として、水害対策もしながらしっかりと農業生産を高めていく。やっぱり税収も増えるということもありますので、しっかりと取り組んでいただきたいと思います。 次に、4点目に伺います。新開区の道路整備についてです。 新開区ができて約40年、やっぱり埋め立て地という現状があります。やっぱり老朽化することによって、大変な補修が必要じゃないかということでいろいろ出しています。新開区からのいろんな要請も上がっていると思われますので、しっかりとやっていただきたいと思います。 議長の承諾を得て、ちょっと資料を提出してありますから、ちょっと担当者の方、出していただけますか。汚い字で申しわけないです。よろしくお願いします。 ちょっと担当部署に伺います。南城市の道路の維持費、年度別で作りました。これの出展は、「知っ得」という予算がありますが、この辺での事実関係を確認したいんですが。よろしくお願いします。私の出した部分での事実関係、そのとおりかどうか確認をお願いします。 ◎総務部長(知念哲雄)  ただいまの御質問にお答えします。 資料をいただいてから、ちょっといとまがないので、事実関係として間違いありませんとは言えないのですが、概ねこの数字に間違いないということで理解しております。 ◆17番(松田兼弘議員)  わかりました。市の発行している知っ得予算ということから抜き出しました。予算の補正とかの部分で若干の差し替えはあると思うんですが、基本的に私なりにやりました。 これからいうと、平成26年の7,978万からやっぱり降下傾向、下がってきている傾向ということがあります。 その辺、4地区で整備の大変厳しい部分というのは理解するんだけれども、十分やられているかどうかということがあります。しっかりとやってほしいというのがありますので、その辺をやってほしいなと思います。 この辺について、なかなか各自治会とか、なかなか整備やってくれないんじゃないかということがあります。 ちょっと失礼な言い方かもしれないのですが、この辺の部分は他の事業の節の部分での流用をされているとか、その辺での私なりの進まないのがあって、そういう部分がないかどうかも含めて、ちょっとその辺の見解をお願いします。 ◎総務部長(知念哲雄)  ただいまの質問の内容、なかなかお答えしづらい、理解しづらいところもございましたけれども、要するに、そこから別の使途で使われている部分がないかという御質問かなということでお受けしたいと思います。 それも含めて、維持管理費の考え方ですけれども、まず当初予算に計上をする場合には、その年度の中で所管課のほうで計画的に、もうここが老朽化していて、ここはもう修繕しないといけない、もしくは取り替えないといけないということを年次的に優先順位をつけて行ってきております。その関係で、年度的に変動が出ているということで御理解いただければと思っています。 逆に、今の場合ですと、この維持費が足りなくてよそから流用するとか補正するということはございます。 今後の方向性としましては、市のインフラ、大里地区を中心に道路の整備がかなり進んでございます。道路の整備が進むと延長、面積ともに増えますので、維持管理の部分も今後増えていく傾向にあるのではないかというふうに考えているところでございます。 以上でございます。 ◆17番(松田兼弘議員)  私は、有効に予算を活用するという部分で、大変な部分だと思います。 その辺はやっぱり一定の部分を優先順位、どういう形でやるかということです。 新開の場合は埋め立てして40年になると。やっぱり地盤沈下によってマンホールとか浮き出してきているというのがあります。これについては、どうしても早期の対策が必要です。その辺については、その箇所からしっかりと応急処置をしていくということが大切になると思います。 今日は部長がかわりに答弁していただいているんですが、やっぱりその辺をしっかりとね、各地域から回っていくという、しっかりとパトロールしながら早目に直してほしいということがあります。その辺について再度、あちこちから上がっています。 私もいろいろ相談を受けて、緊急の対策としては上下水道部の皆さんも、しっかりとした止水弁とかやっています。その辺もあるんだけども、やっぱりこれは待っていられない状況があるんでね、早目に対策をとってほしいなと思いますので、その辺は早期にやっていくということ、それはしっかりとやってほしいなと思います。 その辺はしっかりと部長に伝えてほしいなと思いますので、総務部長、再度お願いします。 ◎総務部長(知念哲雄)  ただいまの御質問にお答えします。 議員のおっしゃるとおり、市内の道路の部分で緊急性を非常に含む修繕箇所もございます。 これは、全域の部分を所管課のほうでは管理してございますけれども、同時に地元のほうから、自治会のほうからも要請として上がってくる部分もございます。それらを全て管理して、所管のほうで優先順位をつけて進めていくと。それで、当該年度中で足りなければ当然、補正、流用等を行って、なるべく安心安全の確保は努めていきたいというふうに考えているところでございます。 ◆17番(松田兼弘議員)  上下水道部長、よろしくお願いします。 止水弁とかですね、土木関係も合わせて、やっぱり上下水道部分も含めての事業が重なる部分があるという、水道事業もあるので、その辺については止水弁とかいろんな形で、工事とかもあるし、その辺でしっかりと、行政から上がってくる前に対応してほしいなということもあります。 この間、実は私も、相談ごとを受けたときに対応を早目にしてもらいました。その辺は早目、早目にやってほしいなと考えます。 その辺での皆さんの考えている部分ありましたら教えてください。 ◎上下水道部長(仲里康治)  松田兼弘議員の質問にお答えします。 今質問がありましたとおり、市内にはマンホールが約8,000個ございます。止水弁が約4,000個あります。なかなか全体を点検ということは不可能なんですが、市民から不具合の情報があったときには早急に現場を確認して、この原因が道路の沈下のせいなのか、その辺をしっかりと確認をして、土建部なりときちっと調整をして早急に、やっぱり市民生活に支障がないように早急に、現在でも対応をしているところでございます。 今後もそういったことがあった場合は早急に、そういった部分については対応をしていきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ◆17番(松田兼弘議員)  水たまりの解消、路面の白線については一応出してありましたので、しっかりとやってほしいなと思います。 最後に、市長に伺います。 私この間、マンホールが突出しているとか、止水弁が出ているということでタイヤが破損したとか、その辺の周辺とのトラブル、水をぶっかけられたとか、車が通ってね。 やっぱり、生活道路については、皆さんが生活している部分です。市民が融和の中で生活していく部分、その中でトラブルを起こしたら大変な状況、自治会組織とか市民での融和の部分が裂かれる部分です。 その辺は生活道路をしっかりとやるというのは、市民も福祉も含めてね、市民の融和も含めてありますので、それはしっかりと、いろいろトラブルで裁判沙汰になったとか、大変な状況です。 その辺を市民の立場から、安全面も含めてしっかりと地域の、取り組んでいくということで、最後に市長の決意を伺って、私の質問を終わります。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  松田兼弘議員のおっしゃるとおりでございます。 市民の融和をしていくためには、基本的な道路の整備、安全が確保されていなければならないと思っておりますので、今後とも担当課とも調整を重ねながら、また、皆様方の御意見を丁寧に聞きながら進めてまいりたいと思っております。 ◆17番(松田兼弘議員)  終わります。 ○議長(国吉昌実)  休憩します。     (休憩 12時13分)     (再開 13時30分) 再開します。 次の質問者、仲間光枝議員。 ◆8番(仲間光枝議員)  ハイタイ、グスーヨー、チュウウガナビラ。仲間光枝です。 本当に危なかったんですが、再び議会へ戻ってくることができました。 このように機会を与えてもらえたことに本当に感謝です。また心新たに、市民の福祉向上のため、そして市の発展のために寄与できるような働きをしてまいりたいと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 さて、改選後の初議会、顔ぶれも変わりました。初当選されました皆様の顔を見ていますと、4年前の何も知らなかった私を思い出します。誰でも最初は1年生です。わからないことがあれば、近くにいる先輩議員へ遠慮なく何でも聞いてください。きっと、誰に聞いても優しく教えてくれると思います。 そして、会派も3つから1つ増えて4つになりました。それぞれの会派又は議員各位の主義主張の中において活発な議論を交わしつつ、切磋琢磨していけることをとても楽しみにしております。 そして新議長、副議長のお二方には、この4年間のチーム議会の先導役、そして調整役としての大役と、市民にとって頼りがいのある議会にするために御尽力いただきますように、よろしくお願いいたします。 それでは、今回は3つの質問を通告してありますが、3つ目の質問については後ほど自席にて行いますので、よろしくお願いいたします。 1つ目にいきます。ふるさと納税について。 2008年から始まったふるさと納税制度、10年間の本市の取り組み状況について、以下伺います。 ①制度スタートから直近までのふるさと納税額の推移。 ②返礼品の決め方。例えば選択基準、納税額に対する比率などです。 ③展望や課題。 2つ目の質問。小中学校の周年事業についてです。 今年、市内4中学校が創立70周年を迎え、各校とも期成会を立ち上げ周辺事業に取り組んでいるところです。 その事業でメインとなっているのが、学校車や備品購入のための募金活動ですが、それらを周年事業に頼るのは、そろそろ限界を迎えていると思われます。 そのことについて、本市の考え方を以下伺います。 ①学校で必要としているものは教育予算でしっかり確保していく必要があると思うが、どうか。 ②特に学校車については、生徒指導や課外活動などで中学校においては必要不可欠なものになっています。そのようなニーズに備える、対応するための学校備品等購入基金(仮称)を創設したらどうか。 以上です。 よろしくお願いいたします。 ◎総務部長(知念哲雄)  それでは、仲間光枝議員のふるさと納税についての御質問①、制度スタートから直近までのふるさと納税額の推移についてお答えいたします。 平成20年から平成30年8月末までの各年度のふるさと納税の寄附額は、まず、平成20年度、651万9,000円。 平成21年度、150万2,000円。 平成22年度、29万4,000円。 平成23年度、328万3,000円。 平成24年度、319万8,000円。 平成25年度、450万200円。 平成26年度、569万3,500円。 平成27年度、345万円。 平成28年度、5,256万2,600円。 平成29年度、5,483万9,050円。 平成30年度は8月末までの数字で申し上げますと、700万7,000円となっております。 次に、2点目の返礼品の決め方についてお答えいたします。 平成28年7月より、一般社団法人南城市観光協会にふるさと納税返礼品取扱業務を委託しており、お礼品の提案に関することも委託業務の一部となっております。 南城市地域物産館で取り扱っている商品を初め、市内で生産、製造、加工されたもの、返礼品の安定的な調達が可能かどうかなどを判断し、観光協会にて選定して、市と協議の上決定していくということになっております。 納税額に対する比率、いわゆる返礼割合につきましては、返礼品取扱業務を開始した当初から総務省が示した3割を超えないよう遵守しております。 次に3点目、展望や課題についてお答えいたします。 昨今、ふるさと納税における各自治体の返礼品の取り扱いについて、総務省から返礼品割合の見直し等の通達により、今後はふるさと納税に対する縛りが厳しくなっていくことも予想されております。 このような厳しい状況ではありますけれども、本市については、本制度の趣旨を踏まえ、今後も健全で効率的な寄附額の増加を目指しつつ、地元特産品の活用による地元産業の振興につながるよう、インターネットを通じて寄附が可能なポータルサイトを増やす取り組みなども行って、併せて納税者の意向に沿った適正なふるさと寄附金の活用にも努めてまいりたいと思っております。 以上でございます。 ◎教育部長(上原昇)  午前中に、教育長が抱負を語りました。私も教育部長ということで、4月からです。両方、上原姓です。教育長はもう専門の、教育行政ベテランですね。無知の私も上原で、でこぼこコンビでまた半年間頑張っていきます。よろしくお願いいたします。 それでは、仲間議員の質問、小中学校の周年事業についてお答えします。 まず、①学校で必要としているものは教育予算で確保が必要ではについてですが、学校で使われる学習教材は、学習理解を助ける上で極めて重要であると考えています。 平成23年4月に文部科学省から教材整備指針が示されております。各小中学校においては、その整備指針に基づき、教育委員会へ予算要求が上がってまいります。 教材整備費については教育予算でしっかり確保し、年次的に必要備品をそろえていけるよう予算措置を行っている状況であります。 次、②ですけれども、学校車の購入費についてですが、部活動等の課外活動は教育課程外の活動であり、公費での教育予算で購入するには厳しいということで考えています。 仲間議員のおっしゃるとおり、学校車は夜間パトロールや下校後の巡回指導、また、部活動の送迎等によく活用されております。今や学校にとってなくてはならないものです。しかし、それは教育課程外の活動や学校の自治的な活動を支えるためのものであることから、従来どおり購入については周年事業のほうで購入していただき、維持管理、これは修理、車検、燃料等ですけれども、これについては教育予算により措置をしたいと考えております。 また、仲間議員のほうから御提案のある学校備品等購入基金の創設なんですけれども、それについても基金の原資となるのはどうしても一般財源の確保が必要になることから、市財政課とも協議、検討が必要になろうかということで考えております。 以上です。 ◆8番(仲間光枝議員)  ありがとうございました。 それでは、ふるさと納税についてから再質問をしてまいります。 今ちょうど、ふるさと納税のあり方について国レベルでも議論されています。 南城市の現状と今後の方向性の確認のために今回、質問に取り上げさせていただきました。 ふるさと納税は、納税というふうに表現はしていますけれども、実際は寄附行為ですよね。本来ならば寄附というのは、普通は見返りを求めないのが寄附というふうに私は理解していますけれども、それが今はちょっと本末転倒になりつつあって、よりお得な、より見返りの高い返礼品をゲットするためのものというふうに変わりつつあるのかなというふうに思っています。 なので、自治体間のこの返礼品の競争の激化があって、高額の返礼品だったりとか、あろうことか金券まで登場しているという話を聞いたりもします。 これは本当に目的を逸した状態だなというふうに思っているところですが、南城市では、部長の答弁にもあったように、返礼品は寄附額の3割以内にとどめているとかというふうに、ちゃんと国がそのように指導というか、通達があったんですよね、そんなふうにして。それの範囲内でとどめているというふうに、適正範囲ということは理解いたします。 でも、資料によりますと、平成28年からは何かぐんと寄附額が増えていますけれども、再質問の中ではその増えた理由と、あと、おっしゃっていたように、観光協会へ業務委託を今現在していますけれども、実際この寄附があった金額からそういった業務委託費だったりとかいろいろな経費を差し引いて、南城市に残るのは幾らというのを、直近でわかるならば教えてください。わからなければ、大丈夫です。 ◎総務部長(知念哲雄)  ただいまの御質問にお答えします。 まず、寄附額が急速に伸びた要因ですけれども、これは明確に今、資料は手元にないんですが、たしか制度の改正があって、控除の待遇が税法上、上がった部分もあったのかなと。 それと併せて、市のほうとしましては、今まで財政課側でふるさと納税のホームページ等を管理していたんですけれども、それだと周知がうまくできないということで、間にこの観光協会、それからその観光協会の部分でも、それを運営するためのシステムを構築していただいています。そのシステムを構築した上で取り組んだ結果で、伸びてきているということです。 あとは、現金だけではなくてクレジット決済の方法も見直しているということによる増の要因があると。 この配分につきまして、まず、ふるさと納税として入ってくる部分と、それから委託料として払う部分がございます。それで実質的に残るのは、手元に資料としてはないんですけれども、2分の1から3分の1の範囲程度かなというふうに思っております。 以上でよろしいでしょうか。 ◆8番(仲間光枝議員)  私もふるさとチョイス、他にももしかしたら参加しているポータルサイトがあるかとは思いますけれども、ふるさとチョイスという納税ポータルサイトをのぞいてみました。 南城市では寄附額1万円から30万円までを設定していて、返礼品が105点掲載されておりました。 それとは別に、ボタンでは返礼品なしというところも選べるようになっていまして、例えばなんですが、本当に純粋に返礼品は要らないから寄附だけという方が年間でどれぐらいいらっしゃるかというところ、数字でわかりますか。わからないですか。いらっしゃるか、いらっしゃらないかだけでもいいです。 ◎総務部長(知念哲雄)  これまでの実績からしますと、高額の寄附者の方がもう返礼品は要りませんということでの寄附があったことはございます。 それ以外の詳細については、ちょっとシステム上から吐き出さないと、今のところ把握ができていないというのが実情でございます。 ◆8番(仲間光枝議員)  ありがとうございます。 やはり、純粋に寄附だけをしたいという人の選択肢もあったというところでは、すごい安心したところなんですね、それを見たときに。 今ふるさと納税の制度そのものがちょっと揺らいでいるのかなというふうに思っていて、この先もずっと続く、さっき部長もおっしゃっていたように、ずっと続くものでもないというふうに思っています。 なので、せっかくこういうふるさと納税制度があって、今、収入がそれだけいただけているっていうか、寄附がいただけているっていう部分では、それに代わるものを、もしなくなったときにゼロになるのか、それとも今のうちからまた別の方向性で南城市が考えていくのかというところでは、また、そのときのあれが違ってくると思うんですね。 ふるさと納税制度が仮に廃止になったとしても、それこそ返礼品がなくても、南城市への恩返しだったりとか応援の気持ちを表すための何かそういった、ある意味、稼いだお金の一部を寄附することができる取り組みだったりとか、工夫だったりとか、窓口というのは何か考えておくべきじゃないかなというふうに私自身思っています。 例えばなのですが、私7年、8年ほど前に砂漠に木を植えようというプロジェクトに寄附したことがあります。実際の植樹の様子とか、木に寄附した人の名前が書かれたプレートが掲げられるんですね。その写真を送ってきていただいたのを見て、やっぱりとても感動した記憶があります。 このようにして、余りお金はかけないけれども感謝を伝える方法だったりとか、例えば最近よくあるネーミングライツ、施設に名前をつけてそのネーミングのお金をいただくとかというふうなものではなくて、そういった感謝とか権利を与える方法っていうのをいろいろ考えていくのもおもしろいのではないかなというふうに思っています。 南城市、なかなか自主財源が乏しいわけですから、税収アップ、さっきもいろいろ何か求めても財源的に厳しいという答えが戻ってきますよね。なので、やっぱりこれからは、もちろん経費節減もですが、税収アップもしっかりと両方バランス良く図っていかないといけないということでは、今後、議員も含めてなんですけれども、市民の意見もいただきながらそこら辺は提案していくべきだなと私自身も思っています。 そこら辺、今、私が述べた部分で、もし部長の御見解があるなら、よろしくお願いします。 ◎総務部長(知念哲雄)  市の財政のことを考えていただいて、御提案ありがとうございます。 まさにおっしゃるとおりでございまして、ふるさと納税制度は国としても根源的な部分がどうなのかという議論をされています。 そもそも税制上、寄附控除はございます。ですので、その部分を活用した、ふるさと納税としてはなくなったにしても、ある意味クラウドファンディング等な形で、市としてこれだけに注力するための資金を集めたいということでの取り組みは今後、可能なのかなということと、ネーミングライツについても、実際、陸上競技場がリニューアルされまして、市としても支援しているサッカーチームとの今お話もしてはいるところですけれども、いかんせんトップリーグに上がっていないものですから、その辺がちょっと厳しいところもありまして。 仲間議員の指摘するように、今後、様々な手法を活用して、市民のために使える財源を確保するということは、これからもずっと検討していきたいというふうに考えてございます。 以上でございます。 ◆8番(仲間光枝議員)  それでは、この質問を最後に、市長にお伺いします。 やはり、市長もやりたいことがいっぱいおありだというふうに思いますが、やはりそれは財源を伴うものが多かろうと思います。 市長の、私が今申し上げたふるさと納税に関して以外でも、税収アップに関する考え方がおありであれば、お聞きしたいと思います。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  仲間光枝議員の御提案、非常にいい御提案をいただきました。 財政力のアップ、ふるさと納税等に関しては各自治体が知恵を絞ってやっているところですので、南城市においてもぜひこの知恵勝負に勝って、できるだけ多くの納税をしていただきたいと思っております。 それが、ひいては南城市の知名度のアップにもつながっていって、観光にもつながっていくものだと思っております。 その他財政に関しては、企業の誘致等を含めて、あるいは先ほど午前中もございましたが、農業産品を、特産品等をもっともっと増やしていってそれを財源に変えていくと、農家の皆様の収入も上げていくと、そういう形で財政面も含めて頑張っていきたいと思っております。 ◆8番(仲間光枝議員)  一緒に頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします。 それでは、次の質問へ移ります。 周年事業についてですが、今、主な目的が、実は学校で必要なものを購入するための募金活動に集約されています、今の周年事業はですね。それがいつの頃から始まったのかというのはわかりませんけれども、延々と続いてきたわけですよ。 私自身ちょうど10年前、佐敷中学校が60周年のときにPTA会長をしていたこともありまして、そのときも期成会の役員として関わったんですが、この10年前の当時の様子と今の様子を比べてみても明らかにやっぱり様子が違ってきています。 それが何かと言うと、募金が非常に集めづらくなっています。 過去8桁集めた時代もあったというのを聞くとびっくりなんですけれども、それを可能にしたのは当時のPTAの結束力だったりとか、地域力があったのではないかというふうに私は思っていて、それがあったからできて、今ができないのはそれが明らかに弱くなってきているというのが実感です。 これは私だけの思い違いなのかどうか、部長の見解をお願いします。 ◎教育部長(上原昇)  確かに、当時10年前はバブルの時期ですかね、3,000万ということで。 ◆8番(仲間光枝議員)  バブルは終わっています。 ◎教育部長(上原昇)  ごめんなさい、終わっていますか。ごめんなさい、20年前です。訂正します。 3,000万ということで、教育長のほうから指導があったんですけれども、できたんだろうと、昨今はいかんせん厳しいということで。 この期成会で学校車を購入するということで、今、南城市は4カ所ですか、70周年に向かっているんですけれども、期成会あたり聞いてみたら、例えば大里中学校ではそういった大きな買い物というんですか、学校車を買うには一気には出せないだろうということで毎年10万ずつ集めて10年後には100万と。 玉城中学校に聞いたら毎年30万、10年で300万。そういうふうに積み立てをして、基金的なものですね、積み立てをして学校車を購入しようと。今後どんどん積み立てしないと、今みたいに仲間議員がおっしゃるように大変厳しくなりますので、そういうのはもう買えなくなることを恐れて、積み立てのほうを今までどおり進めていけたらなと思っております。 ちなみに、知念中学校もまだ積み立てはやっていないということですので、今後できれば、卒業生ですか、先輩たちに今の期成会の趣旨を理解していただいて、未来ある子供たちのために学習環境整備だということで、ぜひ積み立てにも協力、寄附金にも、募金にも協力していただくようこちらのほうも啓蒙、周知というんですか、やっていきたいと思います。 以上です。 ◆8番(仲間光枝議員)  今、各学校での努力の話をされていました。 積み立てをしてそれに備えるというふうにおっしゃられていますけれども、実は佐敷中学校も60周年のときの反省を踏まえて、10年間積み立ててきています。それが100万少しあるというふうに聞いていますけれども、実は今回、佐敷中が買う車両というのが、子供たちが乗るこういった、ワンボックスタイプのものではなくて軽トラなんですね。作業に必要なものっていうふうに言っています。 なので、確かに、もちろん学校とか保護者の協力、努力っていうのは必要なのかもしれませんけど、こんなふうにして10年ごとに学校が大きな買い物をするために四苦八苦している状況をずっと見てきて、本当に常に疑問に思ってきました。 今まではしっかりとそれが地域にも保護者にも伝わって、こういうときだからみんなで協力してそうしましょうということで、募金も目標達成は大体できてきたんですが、本当に、この70周年の状況を見てですね、すごいお金が集まりにくくなっているなと。 もちろん諦めずに努力はしますけれども、目標額がなければ学校が今求めている軽トラだったり、楽器だったり、冷水機だったりとかというのが買えませんので、しっかりと子供たちのためにそれは達成しないといけないという期成会の役員の思いはありますけれども、じゃあ10年後、今、部長がおっしゃられるように、周年事業で学校車をお願いしますと言われても、例えば今回は達成しました、10年後言ったときに、もう買えないよね、じゃあ諦めましょうかということでいいんですかという、私は今の投げかけなんですね。 なので、いきなり急に予算をつけろとかという話も厳しいということは重々承知しています。だけど10年前、20年前から延々と10年ごとに学校は学校車だったりいろいろ必要なものを周年事業で賄っているっていう現状がありますので、また10年そのまま行って、また10年後にまた誰かが厳しいということで。 例えばなんですが、10年後にはPTAの役員も、周年事業が今年あるから誰もやらないとか、期成会の役員探しても見つからないとかといって周年事業が成り立たなかった場合、学校は必要なものを諦めて我慢してくださいと言うのかという話になりますよね。 なので、そこら辺はしっかりと、課外活動だからできないというふうに簡単に切り離すんではなくて、できることを考えていただきたいというのが今の私の思いです。 今回、佐敷中学校も本当に、期成会の役員、はっきり言って押しつけですね。目の前にもいらっしゃいますけど、本当に押しつけになって、やってもらっている人がいるから成り立っています。それで成り立っているので、もう成立しない可能性だって今後出てくるわけですよ、周年事業自体が。 なので、今のうちからやはりしっかりと、そこら辺どうしていきましょうかという対策というか、備えは必要だというふうなことを込めて今、今回の質問に至っています。 基金、学校もたくさんありますから、それぞれの学校の要望を全て聞くというわけにはいかないので、今おっしゃっていたように学校も学校、保護者も保護者なりの積み立てなりで努力はしていきます。その努力に足りなかった部分のサポートというか、フォローというのはやっぱり行政でぜひするべきだなというふうに思っています。 例えば今回、佐敷中学校、前回の会議で、私は司会進行しているんですけど、いつも会議で。最後に、今、半分程度しか集まってないものですから、じゃあもう最後まで頑張りますけど、もし集まらなかった場合は何を諦めるかも考えていてくださいって校長先生に言いました。 それぐらいの状況なので、やはり、それはもうみんなで、南城市全体、特に教育委員会中心に頑張っていかないといけないのかなというふうには思っています。 基金が、一般財政云々の話がありましたけれども、今、動いていない基金とかも結構ありますよね。私的には、これはどんなふうに使われているのかなと思うような基金も幾つか見当たるので、基金の見直しをしてみたらどうかなという思いもあります。 だから改めて、もちろん私が提案する基金を作るにあたっては、その財源となる部分というのももちろん課題になるでしょうから、今、動いていない基金をそれに振り替えられないかとかの議論もありかなというふうに思っていますけれども、そこら辺どうでしょうか。 ◎総務部長(知念哲雄)  ただいまの御質問、基金ということですので、財政を所管している総務のほうでお答えいたします。 まず、基金については通常の目的基金、おっしゃる基金については恐らく目的基金のところだと思います。目的があって設立されている基金でございます。それを使えるようにするというのは条例も変えていくという必要はございます。 その前に、先ほど教育部からもお話があったんですけれども、学校備品として学校車が適正なのかどうなのか。そこをまず整理して、それはやっぱり公費で出すべきだろうということであれば、必ずしも基金ではなくても可能だとは思います。 財源の問題ではなくて、学校車の位置づけの部分になってくるのかなと。そこを整理した上で議論するところでもあるのかなというところでございます。 ◆8番(仲間光枝議員)  しつこいようなんですけど、私は学校で必要なものというのはやっぱり教育予算でしっかりという思いがあります。なので、周年事業でやるべきことと、今、部長がおっしゃられたように整理は必要だと思います。 これはちゃんと学校のほうで、保護者のほうで努力する部分というものと、あとは、じゃあこれは行政でやる部分というふうに整理はもちろん必要だと思いますけれども、やはりその整理から始めていってほしいなと。周年事業でやるべきこと、そして教育行政でやるべきことの整理をまずはしていただいて、学校がやるべきことというのについては、しっかりと行政で手当てをしていくという方向に持っていってほしいというふうに思います。 これについて教育長、御意見を伺います。 ◎教育長(上原廣子)  仲間議員の学校に対する思いがすごく伝わってきて心苦しいんですけど、私自身、実は創立記念に関しては5周年、これは新しい学校ですね、5周年、15周年。それから古い70周年の学校においては40周年、50周年、60周年、関わってまいりました。 一番、50周年のときに景気が良いときでしたので、大きい学校では3,000万円という、本当に欲しいものは全て、全部買いました。 ところが、60周年になるとバブルがはじけて景気がものすごく悪くなってしまったんですね。そのときに私もこの創立記念に関わっていたのですが、もう学校車どうなるんだろうっていうことで、でも購入はできました。ただし、この学校車に関しては創立記念品という形で、どの学校も、備品にしても、学校車にしても記念品としての購入なんですね。学校自体としてではないんですよ。それで、学校車の中に部活動保護者父母会とか、部活動育成会とかっていうネーミングで学校車の保管というのかな、その籍は置いてある状況だったんですね。 それで、確かに学校車自体、子供たちの部活動で、沖縄は車社会ですので、車がないと対外的な活動にかなり影響があるっていうのはわかっております。ただ、学校の教育課程っていう中で、今それぞれの備品を充実させようということが先決問題になっていまして、新しい指導要領も変わる、その中で、新しい備品もかなり購入しないといけない時期になっているんですね。 それで今現在、今のところは、学校車までの予算を準備するっていうのは、私は不可能じゃないかなと思っております。新しい指導要領でコンピューター関係、パソコン関係、プログラミングだの、いろいろんなものが入ってきますので、そちらのほうをまず先に充実させないと、学校車購入のための基金を準備するっていうことは今のところは難しいかと思います。 周年事業に関しては、本当に期成会の皆さん大変だと思うのですが、皆さんと地域の方一緒になって御協力していただいて、頑張っていただけたらいいかなっていう、私はそういう思いでおります。 以上です。 ◆8番(仲間光枝議員)  このことについては、まだまだ言いたいことはあるんですけれども、時間がもう迫っていますので、すみません、次の質問へ移っていきたいというふうに思います。 最後の質問です。南城市議会議員選挙について。 去った9月9日に執行された南城市議会議員選挙。南城市選挙管理委員会、与那原警察署、南城市明るい選挙推進協議会のこれまで以上の取り組み強化により、クリーンな選挙のモデルケースを目指すとのことでした。その結果について、以下伺います。 ①選管が把握している違反行為全て。 ②最も多かった違反(選挙期間前と選挙期間中に分けて)お願いします。 ③市民からの通報回数と通報内容(違反の指摘、違反かどうかの確認問い合わせ含む)。 ④違反通報のあった内容ごとの選管の対応。 ⑤今回の取り組みについての総括と今後の課題。 以上、よろしくお願いいたします。 ◎総務部長(知念哲雄)  ただいまの御質問についてお答えいたします。 まず、①選管が把握している違反行為全てについてお答えします。 選管で把握している違反行為は、名前を表示するのぼりや看板、横断幕に関してであります。 次に、②最も多かった違反(選挙期間前と選挙期間中に分けて)についてお答えします。 最も多かった違反は、選挙前と選挙期間中ともに名前を明示するのぼりでございます。 続きまして、③市民からの通報回数と通報内容(違反の指摘、違反かどうかの確認問い合わせ含む)内容ですけれども、それについてお答えいたします。 正確な通報回数は把握できておりませんが、数十回程度ございました。通報内容は、名前を表示するのぼりや看板、横断幕、ポスターに関すること。それから、ビラの配布に関すること。あとは、戸別訪問に関すること。投票所までの送迎に関すること。半ば強制的な声かけに関すること。お酒や食べ物の差し入れに関することについての違反の指摘又は違反かどうかの確認の問い合わせがございました。 また、協力のお願いということで、住宅街などでは選挙カーのスピーカーのボリュームを落としてほしいとの電話もありました。 ④違反通報のあった内容ごとの選管の対応についてお答えいたします。 氏名を表示するのぼりや看板、横断幕、ポスターに関することについては、現地を確認して問題のあるものについては関係者に注意を促しました。ビラの配布に関すること、戸別訪問に関すること、投票所までの送迎に関すること、半ば強制的な声かけに関すること、お酒や食べ物の差し入れに関することについては、選管での事実確認ができなかったことから、警察での対応となるということでございます。 ⑤今回の取り組みについての総括と今後の課題についてお答えします。 今回の取り組みの総括としましては、南城市明るい選挙推進協議会が中心となり、南城市選挙管理委員会、南城市及び与那原警察署と協力をして啓発ポスターを作成し、各自治会の掲示板へ掲示、広報誌への掲載を行いました。 また、立候補予定者説明会での与那原警察署からの注意喚起や文書での周知を行うことにより、候補者自身はもとより、地域住民を含めたクリーンな選挙を目指して取り組んでまいりました。 以前に比べ、のぼりやポスターもほとんどなく、成果は出たものと考えております。 今後の課題については、いかにして候補者、支持者、そして何より有権者全体で選挙違反はだめとの認識を深めるかであると考えています。このことが選挙違反の一番の防止策になるというふうに考えてございます。 以上でございます。 ◆8番(仲間光枝議員)  今年は1月の市長選に始まって、議員選挙、知事選と3つも続いた選挙イヤーでした。選管、関係部局の皆様、本当にお疲れさまでした。 公職選挙法については、被選挙人の経験がある者でも理解しづらいなというのが正直な感想です。これまで普通に目にしてきたことが、実は違反であるということを知ったのも選挙される側になってからなので、市民の多くは同様であるかというふうに思われます。 さて、私は、明るい選挙推進協議会の果たす役割は大きく2つあると理解しています。1つは、選挙への関心度と投票率を上げること。2つ目は、選挙に関する市民リテラシーを強化して、明るい選挙の実現に協力していただくこと。 この私の見解について補足あれば、よろしくお願いします。 ◎総務部長(知念哲雄)  ただいまの発言、仲間議員のおっしゃるとおりであると理解をしてございます。 ◆8番(仲間光枝議員)  先ほど部長の言葉にもあったんですけれども、候補者の良識に委ねるっていう部分もあります。この公選法については。それが正しく守られているかどうかを、やはり市民にしっかり監視、ある意味、言葉的にはどうかと思うんですけど、しっかり見ていただくっていうことが私は必要だというふうに思っています。 そのためには、明るい選挙推進協議会のあり方だったり、やることを再検討して強化していくべきだなというふうに思っています。 そして、もっと多くの市民に積極的に関わってほしいという点において、人数、今8名以内というふうに聞いておりますが、8名ですか。 ◎総務部長(知念哲雄)  ただいま手元に資料は持ってはいないんですけれども、たしか8名だったかと記憶はしてございます。 ◆8番(仲間光枝議員)  やはりこの8名というのを、この選挙期間中においてはやはり少ない気がするので、もっと人数を増やしてほしいということと、委員はぜひ公募をしてほしいというところです。 他に、明推協主催で議員や市民が一緒になって公選法を学ぶ機会を作ったり、わかりやすい冊子を作ったり、フェイスブックページを作ってまめに啓発していく。できれば専用サイトを作って選挙のときにはサイト上でも必要に応じて違反勧告だったり、悪質な場合は公表をするなど、やってほしいことはいっぱいあります。 それについて、最後に部長、市長、それぞれの御意見を伺いまして、私の一般質問を終わります。 ◎総務部長(知念哲雄)  ただいま仲間光枝議員の御質問というか、考え方をということでございますので、おっしゃるとおり、今年かなり選挙がございました。その中でも他の市町村との比較をしても南城市としては、非常にマナーがいい選挙になっているというお話も聞いております。 これは、先ほど来ある南城市の明るい選挙に関する取り組み、その推進協議会が中心となって取り組んでいる成果によるものだと私どもも思っております。 先ほど来、議員からあるように、その組織の強化、人数も含めての部分は、これから検討していきたいというふうに考えてございます。 以上でございます。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  非常に重要な御提案をいただいております。選挙に関しては、やはりクリーンな選挙をするべきだと思っています。 そしてまた、そのためには我々行政も含めて、あるいは議員の皆さんも含めて、そしてまた市民の皆さんも含めて啓蒙をしていくことが最も重要かなと思っております。 引き続き、クリーンな選挙体制を作ってまいりたいと思っております。 ○議長(国吉昌実)  次の質問者、玉城健議員。 ◆19番(玉城健議員)  ハイサイ、グスーヨー、チュウウガナビラ。台風24号で大変な被害を受けて、昨日の12時までだったかな、直接役所のほうに連絡来たものを見ても、まだまだそんなもんじゃないなという感じを受けて、家の屋根が飛ばされたりとか、柵がなくなったり、もう本当にこれからまた各自治会、字から被害届が上がってきたら、かなりのものになるだろうなということで大変心配をしております。本当に、被害を受けられた方々については、お見舞いを申し上げます。 そしてまた、今日また25号の心配が出てきて、明日幼稚園、小学校は休校になっているということで、また、これもまた大変大きな台風で心配をしておりますが、無事を願いつつ一般質問をやっていきたいと思います。 先ほど仲間議員からも選挙のことでございましたが、私もまた今回、初めて行われました選挙公報について、1番目に伺いたいと思います。 今年度から市議会議員選挙より、選挙公報の発行が実施されましたが、初めての実施での状況について、以下伺います。 ①として、どのような形で印刷及び配送を行ったかお願いいたします。 ②配送実施後の確認はどのような形で行ったのかをお聞かせください。 ③これらのことを通して、問題点及び改善点があればお願いいたします。 通告の2番、3番については自席で行いますので、よろしくお願いいたします。 ◎総務部長(知念哲雄)  それでは、玉城健議員の選挙公報について、①の御質問にまずお答えいたします。 印刷につきましては、立候補者の事前審査時に原稿を提出していただき、告示日9月2日の午後5時30分に原稿掲載順のくじを行って、印刷会社へ掲載順の報告、それから印刷原稿の確認を行った上で印刷を開始しております。 9月3日には配布受託事業者へ納品し、9月4日から配布を開始しております。 次に、②の質問についてお答えします。 受託事業者より、書面にて配布が終了した際に、配布の完了報告を受けております。 続きまして、③の質問に対してお答えします。 この問題点、改善点というところですけれども、まず、今回、一部地域において配布漏れがあり、投票前日に職員にて直接配布した地域がございました。この地域の有権者の方々には御迷惑をおかけすると同時に、投票に必要な情報をお届けすることが遅れましたことに対し、大変申しわけなく痛感しております。 原因は、大里地区及び隣接する玉城地区の一部地域への配布を1人の配達員が担当しておりましたが、玉城地区のこの一部の地域への配布を失念したことによるものでございました。 今後このようなことがないよう、再発防止策としまして、受託事業者には、地図などにより配布地域の明確な指示を徹底し、配布完了報告書には配布済みの地域を示した地図を添付して報告することを義務づけしたところでございます。 また、限られた時間での配布になるため、これまで以上に受託者と連絡を密にとるように努めてまいります。 以上でございます。 ◆19番(玉城健議員)  ありがとうございます。 今回やはり選挙運動に関してもかなり選管が厳しくて、自分の名前も出せない、そして政策も出せない、訴えることもできないという中で、立候補した議員は大変苦労したわけですね。 その中で、唯一の頼みであるこの選挙公報が、これ原稿の提出も期限内にということでしっかり出されており、その中で投票前日まで配られなかったということに対しては、これはもう大変なことであると。 これ玉城の、私の地域でございますが、これ本当に最後まで待っても来なくて、翌朝土曜日に来なくて、どうしたものかということで確認したら、選管の職員が、すぐ今、私が職員で配りますということで、午後配ったんですね。 私が今言いたいのは、業者にまずは投げたと。業者が終わりましたと。はい、そうですかといって、結局は配られていない地域があったということに関しては、やはり選管も本当に配られているかというのは確認すべきだと。これはもう本当に大変なことですので、これ有権者も、また候補者もどっちを選んでいいのか全く情報がないという現状の中では。 その中でこの確認について、やはりなぜやらなかったのか、そこら辺もう業者全部、丸々信用だったのか、そこら辺はどうだったのかをよろしくお願いします。 ◎総務部長(知念哲雄)  ただいまの追加質問に対してお答えします。 まず、議員御指摘のとおり、立候補者の方の情報を載せた大変重要な資料でございます。受託事業者については名前を伏せさせていただきますけれども、配布するのを専門に受けている事業者でございます。それにつきまして、そこから通常の配達員については、その地域の方々、もしくはその地域がわかるような指導をした方々に配布を依頼しているというところでございました。 私どもとしても、議員がおっしゃるように、それぞれのお宅に届いているかどうか、全世帯確認することは厳しいかとは思いますけれども、何世帯かピックアップしてするというふうな対策を今後はとっていって、再発防止を何とか防いでいきたいというふうに思っているところでございます。 以上でございます。 ◆19番(玉城健議員)  この件につきましては、やはりぜひこれは必要だろうと。今回、特に初めてということで、市民の方々もこれが配られるというものさえ知らない方がいっぱいなんですね。だから配られなくても何も感じていないんです。 そういうのがあるので、やはり自治会、そしてまた字とかを通しても、そういう放送でも、配られていますかとか、放送で、配られてなければ御連絡くださいとか、また、選挙候補者を流して歩くとか、そういうのがありますよと、届いておりますかっていうのはいろんな形でできると思うんですね。 そこら辺はやっぱり、特に今回のように候補者の政策も含め、のぼりも全く制限されて、すごく皆さん頑張って守って、そういうことが起こったならば、これはもう次からこんなことをやっていたら落選するよと、全部もうやってしまえということにもなりかねない。せっかくここまで皆さん頑張って、この選挙の規則を守りながら頑張ってきているんで、そこら辺、もっときれいにやってほしいということで、まず、これについて市長、一言コメントお願いします。
    ◎市長(瑞慶覧長敏)  今回初めての試みで、非常に市民も期待をしていたと思いますが、一部の地域においてこういった遅れが出たということは非常に本当に残念で、反省をしなければならないと思います。 ただいま玉城健議員が提案された今後の告知の徹底ですね。放送での告知の徹底、あるいはその他も含めて、市民全員がこういうのもあるんだということがわかるような仕組みを作るよう努力をしてまいります。 ◆19番(玉城健議員)  よろしくお願いします。 それも、ここで初めて期間が金曜日までということだったというんですが、もう少し縮めないと、もう翌日からは期日前投票始まるんですから。本当に細々に業者を分けて一気に配れるような状態をしないと。投票終わってきてからこれが配られるということに今なっているんですね。 聞いた場合には、金曜日までに配りなさいと業者には指示してありますという答弁だったので、これをなるべく、これをもっと、本当に配る業者を小分けして配れるような状態も作ってもらいたいということで、よろしくお願いいたします。 それでは、2番目の質問に移っていきたいと思います。玉城地域の児童館の設置についてでございます。 玉城地域の児童館について具体的に進めていく必要があると思いますが、市の考え方を伺います。 ①児童館建設にあたり、早急な準備委員会の設置が必要と思いますが、市の見解をお聞かせください。 ②船越小学校校区についてのこれまでの答弁では、船越公民館との併設との考え方と、前回の答弁がございましたが、公民館と児童館は機能が大きく違っていて、お互いかなりの不便を強いられるのが課題としてありますが、どのように考えるかをお願いいたします。 ③児童館を独立して建設するのが児童にとって一番望ましい形ですが、市の考え方をお願いいたします。 ◎福祉部長(井上英之)  こんにちは。福祉部長の井上と申します。よろしくお願いいたします。 それでは、玉城健議員の玉城地域児童館設置についてお答えします。 まず、①児童館建設にあたり、早急な準備委員会の設置が必要と思いますが、市の見解をお聞かせくださいということについてでございますけれども、これまで船越小学校の保護者、船越区の区長を初め役員、船小校区の区長等、関係者と船越公民館建て替えと併せて児童館建設に向けて意見交換会を行っております。今後、適正な補助メニューなど具体案がまとまり次第、準備委員会の設置について検討していきたいと考えています。 次に、②船越小学校校区について、併設の考え方との前回の答弁がありましたが、公民館と児童館の機能が大きく違っており、お互いかなりの不便を強いられるのが課題としてありますが、どのように考えているかについてお答えします。 公民館と児童館双方の施設運営や必要な機能について話し合いを重ねた上で、共用できる部分、独立して整備すべき部分を整理し、建築プランを計画していく考えでございます。 ③児童館を独立して建設するのが児童にとって一番望ましい形ですが、市の考え方をお願いしますについてでございますけれども、本市のムラヤー構想の基本目標の中に、ムラヤーを活用したコミュニティーの醸成や地域づくりがありますが、公民館と児童館を併設することで、双方で行う様々なイベントにおいて世代間交流を促進する施設として活用でき、地域づくりの中心となると考えております。 以上です。 ◆19番(玉城健議員)  まず一つ確認ですが、今の答弁においては、まだ船越公民館と併設をするという中で進めているということを確認したいので、お願いします。 ◎福祉部長(井上英之)  今のところは、そのように検討していきたいというふうに考えております。 ◆19番(玉城健議員)  この件につきまして、実際に使う子供たち、親ですね、その人たちの意見もそれで合意とられているのかどうか、お願いいたします。 ◎福祉部長(井上英之)  先ほども申しましたように、この計画については、船越区区長初め役員、それと船越小学校のPTA役員初め保護者、船越校区の船越、愛地、前川の区長も交えて意見交換会を行ってまいりました。その中で、船越公民館と併せて児童館の併設という計画で進めてもよろしいかということで、そういうことでよろしいということで、その中ではまとまっております。 また、船越区の地元の3カ所の中からは、子供たちが公民館に集まるということで、地域が活性化するということは大変いいことであるという意見も出ておりました。 以上です。 ◆19番(玉城健議員)  今、区長とかPTAも確認をとったということですから、それ利用する方が全児童の親とかもこれアンケートをとったり、そういうこともやったのかどうか、お願いいたします。 ◎福祉部長(井上英之)  前回の集まりにあたり、保護者の方々にはそういう形で、意見交換会を行いますということで、文書の配布で呼びかけてはおります。ただ、アンケート調査等については実施しておりませんけれども、公民館建設にあたりまして、これも意見交換会の中で出ていた意見なんですけれども、事業実施にあたりまして行政、あるいは船越で保護者、校区の地域代表の方々も交えて、みんなの意見を集約した上でその計画を進めていってくださいという要望がありましたので、本市としましても、準備委員会を立ち上げる際には、それぞれの意見を十分に参考にした上でどういった形で進めたい、進めていったほうが望ましいかということで進めていきたいというふうに考えております。 ◆19番(玉城健議員)  これも今、聞いていますと、そういう全体についてアンケート調査とかはやられていないということで、私はこれ総意ではないと思うんですね。 やはり、児童館と公民館の機能というのは、まず、大きな違いが舞台なんですよ。児童館には舞台必要ないと。例えばあった場合に、ステージのそばの幕とか、それによじ登ったりして、また、舞台から飛び降りたりして大変危険だと。現場の人はそういうことを言っているんですね。なかなか難しいと。 そしてまた、例えば船越校区については、船越区民だけの親が児童館に通うのではなく、例えば愛地、前川もその周辺も来ると思うし、そのとき字行事に協力してくださいという場合については、他の字から来た人たちの親については、それはちょっとこれ児童館を優先するのか、字の行事を優先するのかというものについてもトラブルが出てくる。 例えば児童館がこれからもっと機能を発揮する、18歳まで使わせるということになった場合に、8時、9時までこれを開けるようになった場合について、これ字のまたいろんな行事が入って、しょっちゅう、毎回毎回これ調整しなければいけないということが出てくるということで、なかなかスムーズにいかないと。もう、児童館に勤めている方々からは、それだけはやめてくれというのが、私のところには寄せられております。 そこら辺をもう少し、本当に子供のためを考えての児童館機能をフルに発揮させるために、18歳まで使うということになれば、なかなかこれは公民館と一緒にするのは難しいのではないかということを思いますが、それについて、もう一度お願いいたします。 ◎福祉部長(井上英之)  議員のおっしゃる様々な課題については、克服しなければならない困難な課題等もたくさんあるかと思います。 また、なかなか前例のない事業だとも思いますので、この辺も含めて検討委員会、あるいは地域の保護者等の意見も集約して、その中でやっぱり併設であれば難しいかもしれないよという話も出てくるかとも思います。その辺は準備委員会、あるいは検討委員会、名称はまだ定まっていないですけれども、その辺で、この辺も諸課題の克服に向けても話し合っていきたいというふうに考えております。 ◆19番(玉城健議員)  これまだ、全員の集約できていないと私は考えているので、ぜひこれについてアンケートを実施してもらいたいという考え方がありますが、それについてはどうでしょうか。 ◎福祉部長(井上英之)  その辺については、保護者の意見の集約も必要かと思いますので、検討してまいりたいというふうに考えております。 その検討というのがすぐなのか、あるいは公民館との併設ということもありますので、船越区民の意見の集約とか合意形成等、その前にやらなければならないこともあると思いますので、実施の時期については現在いつになるというのはお答えできませんけど、検討はしてまいるということございます。 ◆19番(玉城健議員)  この件につきましては、やはり前市長が進めた中で12月27日に、本当に役員も私もわからなかったっていうぐらいの速さの中で集めて、船越小学校の地域連携室かな、そこで説明会を開いているわけですね。それがまだ本当に検証されていないと、本当にどうなっているのかもわからないという感じで、市長が変わった後、区民の方々、ある人たちからは、これはなくなったと思っているよと、併設できないはずよという話も聞こえている中で、やはりこんな慌ててじゃなくて、しっかりと本当に地域の子供たちが使える、船越公民館は船越公民館でしっかり使える、そういうことをきれいにやらないと、これも造ってしまえば、これから児童館充実するにあたっての障害になりかねないと。例えば先ほど言ったように18歳まで使えるようなものにしていくにすれば、相当制限がかけられてくるとか、そういうことをいろいろ出てくると思いますので、そこら辺しっかりとまた考えてもらいたいと。 この件につきまして、市長よろしくお願いします。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  いずれにしましても、児童館、あるいは公民館の建て替えは必要とされています。船越区に関しては。その中でどういった方法でやるかっていうのは、しっかりとアンケートもとりながら意見集約をしていきたいと思っております。 また、併設という考え方も、どんな併設の仕方があるかも整理しながら、例えば1階は公民館、2階に児童館、鍵も別々だということも可能なのかどうか、そういったメニューもあるのかどうか、そういったものも含めて、検討できることに関しては、あらゆることを検討していきたいと思っております。 ◆19番(玉城健議員)  今の市長の答弁の中にも1階、2階とした場合に、例えば1階を公民館で使うのか、2階を公民館で使うのかは、いずれにしてもお年寄りが2階に上がるのは大変だと。でも小っさい子が2階に上がるのも大変だと。2階だと、また子供たちが走り回って、また転落とかいろんなものも出てくると。 本当に一緒にしたら、相当いろんなものが出てくると思いますので、ぜひ本当にしっかりと、本来の児童館の姿は何なのかという目的も含めて、それを押さえた上で造ってもらいたい。そういうふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 次に、市道喜良原新里長作原線についてお願いいたします。 喜良原新里長作原線は、玉城大里地域から新庁舎へのアクセス道路として、合併・新庁舎移転後、大変重要な市道として早急な完成が望まれておりますが、以下について伺います。 現在の整備計画、スケジュールをお願いいたします。 この市道整備は、最優先して完成させる必要があると市民から強い要望がありますが、市の見解を伺います。 よろしくお願いします。 ◎総務部長(知念哲雄)  ただいまの玉城健議員の市道喜良原新里長作原線についての御質問にお答えいたします。 まず、1点目の現在の整備計画、スケジュールにつきましては、今年度の工事は佐敷側の舗装工事と盛り土工事を施工中でございます。次年度は、南部東道路と交差する箇所の工事を予定しております。 2点目の市の見解についてお答えいたします。 本市道は、県道南風原知念線と県道137号線、南部東道路佐敷玉城インターチェンジを有機的に結び、本市の道路ネットワーク機能を有し、地域間アクセス向上が期待される重要な路線であり、合併当初より事業化に取り組み、平成23年度に事業着手しております。 しかしながら、本市道は沖縄振興公共投資交付金事業で整備している5路線中の1路線であり、近年は交付決定も厳しい状況にあります。さらに、南部東道路と交差するため、当該箇所の県事業の完了後に接続工事を行わなければならず、南部東道路事業の遅れと相まって、完成が遅れている状況にあります。 現状においては、他路線との予算配分のバランスを考慮しながら進め、地権者の御理解と御協力による円滑な用地買収、県への補助金予算要求を行いながら、平成32年度中の完成を目指して取り組んでまいります。 以上でございます。 ◆19番(玉城健議員)  この道路については、やっぱり大里庁舎、そしてまた玉城庁舎が閉庁になり、新しくこの地域に、場所に移ってから玉城地域から、そしてまた大里地域からの市民がこの新庁舎に来るまでの道路が大変不便になっているわけですね。特に大里については2つの路線、3つかな、大里公園も入れたら、大城の後ろと真境名からの道路がありますけど、とても狭くて、今、本当に車が増えて危ないなと。 大城の後ろ側については、このコンクリート路面がひび割れて段差もでき、これとても危険だなという状況で、早目に何とかしなければならないと。そういう中での市民からの要望がかなり強いと。 玉城の地域からだと、特に喜良原はもう目の前にありながら行けないと。糸数、富里、志堅原、堀川も、前川もそうですけど、もうこの親慶原を一周するのにかなりの時間かかるなということを、いつも思っております。 やはり、今5路線の中でやっているのですが、これもっと最優先にしてやらないと、ちょっともう余りにも不便を市民がこうむっているという状況ですので、何とかそれを集中してやれないものかと。 それと、南部東道路と交差する部分については県とも交渉をして、この交差部分から先にやってもらって、開通を何とかできないかということで。 今日はもう土木部長がいないので、誰に答えてもらおうかということで、市長、しっかり聞いていてもらえればと思って質問しておりますので、そういうことについて、それが優先的に実際やれるものなのかという可能性としてはどうなのかということを、どちらかがもう答えられれば。 ◎総務部長(知念哲雄)  ただいまの御質問にお答えします。 この件につきましては、別途、他の方からも質問が出ていますけれども、県のほうにも要請に、市長も含めて行っております。 この5路線のうちの1路線ではございますけれども、残りの4路線についても非常に市の中でも重要な路線になっております。優先順位としては甲乙つけがたいというか、いずれも非常に市民の生活、それから経済の部分でも非常に重要な部分でございますので、なるべく早目に予算の措置がしていただけるような取り組みを全庁的に取り組んでいきたい。 これは、市だけではなくて、商工会だったり、それから県会議員の方々も含めて、市としてお願いをしにいくというような体制をとる必要もあるかというふうに思っております。 以上でございます。 ◆19番(玉城健議員)  残りの路線、すみませんが、どこどこかちょっと教えてもらえませんか。 ◎総務部長(知念哲雄)  私、担当部長ではないので、具体的な名称まではちょっとあれなんですけれども、大里地区から、例えば那覇のほうに抜ける西江戸東江戸線であったりとか、南城市側から市街地へ抜けるための路線の部分もございます。それも含めて、全体的に重要な路線ということで位置づけをしているところでございます。 ◆19番(玉城健議員)  担当部長じゃないと、なかなかきれいに答えられないので、大体内容はわかりますが、特にこの喜良原の入り口、今、学校給食センターから出てくるのと、また、喜良原、今、朝日の家が、施設がございますが、その入り口が用地も買収されているのか、もうすぐできるような状態でありますが、なぜここまで残っているのかなという形で、地域の方からも、ここ早く入り口何とかしてくれというのが、今これ、現状わかるのでしたらお願いいたします。 すぐ入り口です、これ。 ◎総務部長(知念哲雄)  私のわかる範囲でお答えさせていただきます。 工事につきましては手順、要するに工区がございまして、その工区ごとに進めるということと、予算の枠どりの問題が出てきます。例えば想定で、1億で今年度枠を想定して工区を組んだんですが、予算がつかなくて、3,000万しかつかないと。3,000万の範囲で、できる部分から進めていくということになってしまうということがございまして、地域の方からは、用買も済んでいてすぐできるだろうというところではあっても、その工種であったり工区、それから工程の問題がございまして、今はそこはまだできていないということで、御理解いただければと思っております。 ◆19番(玉城健議員)  これは、全体的な流れの中で、どことは言えないと思うんですが、特にこの部分については本当に、学校給食車も出てくるし、施設に行くのもいっぱい出てくるし、中にアパートもできているし、この入り口だけなんですよね。そこをとにかく早目にやってもらいたいということが、開通するのは簡単ではないと思いますので、せめて入り口だけは早く進めてもらいたいなということで。 今日、もっと部長にやろうと思ったんですけどいないので、この件について市長より、また、このアクセス道路としての、とにかく一日も早い完成に向けて、市長の決意をよろしくお願いいたします。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  要望は本当によくわかります。 特に玉城、大里の方々から遠くなっていると、新庁舎に来るまで。特に私も大里出身で、毎日ここまで通っていますが、この喜良原のところが開通すれば非常に良くなるということは私もわかっておりますので、なるべく玉城健議員が御提案されたことが実現できるように、私もまた土木部長とも連携をとりながら、県のほうにも要請してまいりたいと思っております。 ◆19番(玉城健議員)  本当に庁舎が新庁舎に移転して後、大変、大里、玉城の一部、本当に困っておりますので、一日も早く完成するようによろしくお願いいたしまして、今日もう担当部長がいないので、3分を残して終わりたいと思います。 ありがとうございました。 ○議長(国吉昌実)  休憩します。     (休憩 14時48分)     (再開 15時00分) 再開します。 次の質問者、新里嘉議員。 ◆5番(新里嘉議員)  皆さんこんにちは。午後の3番手、早速ではございますが、一般質問のほうをさせていただきたいと思います。 発言事項を今回3点のほう、質問事項を上げております。 1点目、教育行政について。 教職員の働き方改革等をより推進していく上でも重要性を感じる、以下の3点について伺います。 ①市内中学校、部活動への外部指導者の活用について、運営体制の構築は進んでいるのか伺います。 ②以前にも質問をさせていただいた兼務教員配置について、検討はなされたのか。その後の状況について伺います。 ③南城市産官学で立ち上げた人材育成協議会、学校現場からもかなりの評価をいただいていると聞くが、教育委員会としてのこれまでの総括と今後の課題等について伺います。 大きい発言事項の2点目、住民説明会について。 前回の6月定例会にて、市長は大里幼稚園統合整備事業の方向性も含めて、住民説明会を7月の末か8月の開催を検討しているとありましたが、説明会は実施されたのか伺います。 発言事項、大きい3点目、地域課題。 ①市道南風原田原線の進捗状況について伺います。 ②大里城址公園パークゴルフ場の指定管理導入の方向性はどうなっているのか伺います。 ③グリーンタウン勤労者体育館跡地利用について、市の考えを伺います。 以上3点、よろしくお願いいたします。 ◎教育部長(上原昇)  新里議員の質問、教育行政についてのまず1点目、中学校の部活動への外部指導者の活用、運営体制の構築についてお答えいたします。 外部指導については、各中学校の部活動へ6、7人の保護者の指導者がいることは御存じのことと思います。さらに、玉城中学校へ2名の外部指導員を配置することができました。年次的に外部指導員の充実を図っていく方向性で考えております。適正な部活動運営の状況によって、外部指導員の配置を検討していきたいと考えております。 次に2点目、兼務教員配置について検討はなされているのかについてのその後の状況についてお答えいたします。 昨年度、兼務教員について県内の情報収集を行ったところ、離島校で1校、兼務教諭として中教諭が小学校で授業を行っている事例がありました。現在のところ、兼務教員配置の計画は当市ではありません。今後も他市町村の動向を参考にしながら、教員の発令を行う県から情報収集等を行っていきたいと思います。 最後に3点目、人材育成協議会の総括と課題についてお答えいたします。 人材育成協議会は、各小中学校のキャリア教育の活性化、充実になくてはならない大きな役割を担っていると教育委員会でも高く評価をしております。 その成果の総括として、1点目に、職場体験先の事業所リストの充実が挙げられます。 2点目に、保護者や地域施設等への依頼作業をコーディネーターが行うことで、学校と事業所をつなぐ窓口が一つになったことであります。 3点目に、キャリア教育担当者連絡会やキャリア教育講演会、シンポジウムなどの開催により、キャリア教育担当者との連絡・連携体制が強化され、キャリア教育の指導力向上に寄与することができております。 課題としては、産官学人材育成事業への県からの補助が平成30年度で打ち切られることから、今後、市独自で可能なキャリア教育支援策を検討する必要があります。教育委員会と人材育成協議会が今後も連絡を密にとりながら、人材育成協議会の存続、さらなる発展に向けて教育委員会として尽力していきたいと思います。 次、新里嘉議員の質問の2、住民説明会についてお答えします。 住民説明会は7月の末から8月にかけて実施されませんでした。当初、施設統合として大里地区のみの実施の計画でありました。他園との足並みをそろえたいという考えでいろいろ検証を行っていく中で、変わってきた状況が見えてきました。 現在、大里南幼、大里北幼の統廃合について、認定こども園を検討しております。 市としては、方向性が定まってから説明会を行いたいと考えております。 以上です。 ◎総務部長(知念哲雄)  それでは、新里嘉議員の地域課題の1点目の南風原田原線の進捗状況についてお答えいたします。 南風原田原線は平成20年度から事業を進めており、平成32年度完成予定であります。現在の進捗率は、平成29年度末で86%であります。本年度は、大里北小学校建設地付近の工事を予定しております。 次に、2点目の大里城址公園パークゴルフ場の指定管理についてお答えいたします。 現在、指定管理導入の方向性については、パークゴルフ場だけではなく、公園全体を指定管理する方向で検討を進めており、指定管理の先につきましては西原区を考えているところでございます。 以上でございます。 ◎教育部長(上原昇)  新里嘉議員の質問にお答えします。 大里勤労者体育館は昭和55年度の建設以来、38年余りの年数が経過し、今年7月以降は利用者の安全を考慮して閉館しております。 御質問の跡地利用についてでありますが、今年度、平成30年度に解体に向けた調査設計を委託し、平成31年度に解体工事を予定しております。 解体後の跡地の利用に関しては、公共施設適正化配置計画において検討してまいりたいと考えております。 以上です。 ◆5番(新里嘉議員)  それでは、1点目から順を追って再質問をさせていただきたいと思います。 教育部長、ちょっと確認の意味で、今回、私、外部指導、中学校の質問をさせていただきましたが、これ以前も質問をさせていただいたのですけれども、これは私の質問の趣旨としては、2021年度から中学校が新学習指導要領の中で、この外部指導者、これは中学校の教員の負担軽減も含めてですけれども、指導要領の中に外部指導、コーチ、監督なりをうまく活用していきなさいというふうに指針が打たれているのですけれども、これ今回、今質問した答弁の中で、外部指導については各中学校の部活動へ6から7人の保護者等による指導者がいることは御存じのことと思いますがとある。 これは、以前からいた外部指導者と私は認識しているんですよ。新指導要領に関しての外部指導者ではないですよね。これ、確認の意味でよろしくお願いします。 ◎教育部長(上原昇)  6、7名というのは以前からいる中で、今回、玉城中学校に2人、これは県の生き生き運動部活動推進事業でもって配置されております。 今後も、次年度、文科省からある指導員要請についてどんどん申し込みをしているところであります。 ◆5番(新里嘉議員)  それでは、今回、玉城中学校へのこの2名の外部指導員というのは、これは新学習指導要領を見据えた外部指導員ということでよろしいですよね、認識としてはですね。 ◎教育長(上原廣子)  その旨で行っております。 先ほどの部長の答弁に補足いたしますが、私が教育委員のときに、南城市には社会教育の中でスポーツ推進委員という方たちがいらっしゃいます。その方たちの学校部活動への導入ができないかということで、みんなで検討いたしました。 そのときに、担当している部署からは、それも考えてはいるが、現在、指導員として登録されている方たちの種目と学校の部活動の種目とが合わないというのかな、要望をしている人材が登録されていないと。バレーボールとか、今いらっしゃる方の担当している指導員はいますということでした。 それで、そのスポーツ指導員の推進委員の方たちに、学校から要望があれば部活動の指導も可能であるという返事はいただいてはおります。 ◆5番(新里嘉議員)  今、お話聞く限りでは、指導員の、言葉悪いかもしれませんけれど、需要と供給というか、ちょっとニーズが、ミスマッチが起きているということで認識しましたが、私、以前のほうにも質問させていただいたのですけれども、やはり2021年、用意ドンで4校同時にやっぱりスタートすると、何らかのやはり大きな弊害とか障害が出てくるのではないかという中では、やはり4校あるうちの1校をぜひモデル校として前倒しでスタートした上で、残りの3校に関してもいろんな検証ができると思うんですよ。 その中でいうと、やはり今回、玉城中学校にはお二人、まずは今、配置されていますので、これからいくと、まずは玉城中学校のこういった外部指導員を中心に、まずはモデル校として教育委員会が、ぜひ前倒しで行っていただいて、それを他の大里、佐敷また知念のほうに検証した結果を反映させるという形で2021年度を、ぜひとも迎えていただきたいなというふうに思っているのですけれども。 さらにもう一点ですけれども、やはりこの外部指導者というのは、今までは無償のボランティアだったと私は認識しているのですけれども、これが新学習指導要領になると有償ボランティアといいますか、この位置づけも、私ちょっと気になるところなのですけれども、一部マスコミ、報道等では、市の臨時職員というか、そういった扱いにもなっていくんじゃないかという声というかそういったのも聞いたものですから、この玉城中学校の今回の2名も含めて、どういった形態になっているのか、説明のほうをよろしくお願いいたします。 ◎教育部長(上原昇)  今回、文科省に我々が申し込みしているのについては、補助金と市の負担があるということで一応確認はしているのですけど、玉中の今、負担についてはちょっとまだ確認はしていませんけど、後で確認したいと思います。 ○議長(国吉昌実)  教育部長、モデル校とするという話と、それから有償ボランティアなのかどうかというこの位置づけの件、答えてください。 ◎教育長(上原廣子)  私も就いたばかりで、まだはっきりしたことは、明確な返事はできないのですけど、お二人に関してはたしか市の職員が部活動の指導に、毎日ではないのですけど派遣されているということで、有償に関してのことはちょっとわかりません。(103ページ30行目訂正答弁あり) ただ、これから先に外部の指導員を学校に派遣することに関しては、今までこの外部指導員というのはほとんどボランティアの活動だったのが、交通費とか本当は必要じゃないかと思います。ただし予算が絡んできますので、前向きに検討をして、学校側ともどういう活用の仕方がなされるのかをきちんとした上で迎え入れる体制を整えていきたいと思っております。 これはまだ、私たち自身、学校の状況をつかんでいないものですから、はっきりしたことは申し上げられません。ただ、先生方の業務改善も入ってきますので、前向きに検討はしていかないといけないものではないかと思います。 以上でしかお答えできません。 ○議長(国吉昌実)  休憩します。     (休憩 15時17分)     (再開 15時17分) 再開します。 ◆5番(新里嘉議員)  今ちょっと休憩中に確認しましたけれども、やはりまだ既存の南城市内4中学校は、外部指導、ある意味、無償のボランティアの皆さんがまだ活動を行っているということですので、ぜひとも、やはり2021年を迎えるにあたっては、先ほど私、玉城中学校と言いましたけれども、どちらか1校を先にモデル校として、もうぜひ次年度からは、それぐらいやっていくという覚悟で教育委員会のほうとしては対応をお願いしたいというふうに思っております。 また、これはあくまでも文科省からのまだ決定ごとではないと思うのですけれども、私の認識ですね。この中学校を2021年以降、今、部活動の休みが週1回、文科省のほうは設けるようにと、部活動の休みをですね。多分これ南城市もほぼ守られていると思うのですけれども、これが週2回以上の休みを持った学校には、国のほうからもこういった外部指導員の方々への補助、助成を行いますという、ちょっと私、定かではないのですけど、ちょっと新聞等で報道を見た経緯があるものですから、ぜひこういったことも教育委員会はちょっとアンテナを張っていただいて、いろんな助成がある中、また学校側がやはり部活動、親御さんもそうです。週2回以上の休みで大丈夫かと、そういうのはいろんな意見もあると思うのですけれども、そういった助成ということも受けられますので、ぜひ前向きに検討をしていただいて、2021年度をしっかり迎えていただきたいなというふうに思っています。よろしくお願いいたします。 次に移りたいと思います。 ②兼務教員配置についてなんですけれども、今、沖縄県の中では離島が1校、兼務教員として、中学校教員が小学校で行っているとありましたが、以前にも私、お話しさせていただいたのですけれども、やはり中1ギャップの解消になるのではないかと、この兼務教員がですね。 もう一点は、小中一貫教育として見た中で、やはり9年間の義務教育ということを捉えていただきたいんですよ。小中一貫校ではなくて教育として見ていただいた、その中では南城市、今年度から知念小中学校が、英語の小中一貫教育を行っていますので、そういう観点からも、私は兼務教員というのが、例えば南城市の場合だと知念小中学校では可能なのではないかなというふうに思っているのですけれども、その点について何か所見があればよろしくお願いします。 ◎教育長(上原廣子)  小中一貫校のメリットについては、私のほうも重々承知しております。メリットが多いという話はお聞きしております。 それで、本市でも今、知念小学校、中学校が1教科、要するに英語ですね。小学校では本来5年生、6年生が今必修になるのですが、低学年から、1年生から、それから幼稚園、幼小中の英語科による一貫教育ということで、本年度から取り組んでいる状況ではあります。よろしいでしょうか。 以上です。 ◆5番(新里嘉議員)  今年度から知念小中学校で小中一貫の英語教育を行っているということですので、他の玉城、大里、佐敷については、まだ小中一貫教育というのは、英語に限らずどの科目でも行ってはいないのですけれども、この兼務教員が配置することによって、ここに僕はいろんな可能性が出てくると思うんですよね。 やはりまだ近隣、特に沖縄本島内ではまだ、どこも配置されていないということから、なかなか参考になることが、資料というかその辺がないと思うんですけれども、ぜひ、逆にこれは県の教育委員会が配置を決めることですので、ぜひ、まずは南城市から手を挙げていただいて、この兼務教員の配置、特にこの知念小中学校あたりから要請、要望をしていくというのは、僕は可能なのではないかなと思う。ぜひ南城市からやっていただきたいなという思いがあるんですけれども、その点についてよろしくお願いします。 ◎教育部長(上原昇)  確かに、知念小中もそういった一貫に向けての教育が始まっていますので、再度、島尻教育事務所あたりを通じて、そういうふうに要請をしていきたいと考えております。 ◆5番(新里嘉議員)  ぜひともよろしくお願いしたいと思います。 次に移りたいと思います。 南城市人材育成協議会について質問をさせていただきます。 教育委員会としても、この28年度から実施された協議会、大変学校の先生方、また現場からも高評価をいただいているという認識であると私も今、答弁をいただいて読む限りでは、そういう認識なのかなというふうに思っていますが、その中で、やはりちょっと、どうしても気になるのが、30年度で、今年度で県からの補助金が打ち切られることから、今後、市独自で可能なキャリア教育支援策を検討する必要があるというふうにありますが、この答弁からいうと、やはり今やっている、この3年間実施してきたボリュームではなくなって、少しやはり小さくなっていくという認識でよろしいのでしょうかね。 ◎教育部長(上原昇)  3年間ということで、28から、28、29、30ということで3年間で立ち上げて、あとは、事務局は教育委員会に籍を置きまして、それで今まで培った業者とのいろいろ連携を結んだものを活用しながら、さらにまた進めていこうというのが教育委員会の、一応方針であります。 以上です。 ◆5番(新里嘉議員)  本当にこの3年間、本当に学校現場からもかなり、先生方からもいい評価をいただいているということで、今後、次年度から少しボリュームが小さくなるということは、今までできていたことが、なかなかちょっと、やはり不都合というか、できなくなっていくんじゃないかなというふうに思っているんですよね。 6月の定例会のほうでも、前里議員のほうから人材育成、キャリア教育に関しての質問があったときに、いろんな、県とか国の補助メニューがあればそれを活用して、しっかりとまた人材育成協議会で活用をしていきたいというふうにあったのですけれども、その中で、部長、実はお隣の与那原町さん、29年度でこの県の助成が終了しまして、30年度からは実は単独で行っているのですけれども、単年度1,800万予算がついているんですよ、人材育成協議会についてですね。この財源はどこかっていったら、一括交付金を活用しているそうです。1,800万のとりあえず3年間、30年度ですから、32年度までは1,800万の予算をつけるということで、今、実際に運用をしているということになっているので、ぜひこの一括交付金も、与那原町さんは実際に今活用をしているということですので、これ南城市もぜひ、いい知恵というかいろんな知恵を出し合えば、私は活用することも不可能ではないのかなというふうに思っているのですけれども、それについて、もし何かあればよろしくお願いします。 ◎教育部長(上原昇)  南城市のほうは、県の一括交付金を活用して28年度から3年、毎年1,500万でしたかね。それの3年間を今、28、29、30に向けて活用をして、これが切れるということなんですよ。 与那原町さんの、おっしゃるのは29年度から3年間、独自の一括交付金という話なのかなという認識していますけれど、よろしいでしょうか。 ○議長(国吉昌実)  休憩します。     (休憩 15時26分)     (再開 15時27分) 再開します。 ◎企画部長(當眞隆夫)  一括交付金に関わる部分ですので、今、現状を申し上げますと、御承知のとおり沖縄振興一括交付金は、削減される方向で動いております。実際30年度の予算も先送り等々をやらないと予算が組めない状況にあります。 今、南城市のほうでは地域産業の育成ということで、観光であったり、それが1次産業、それから教育というところで一括交付金を活用しておりますけれども、実際の問題、継続事業とか、そういったもので新規事業が今、入れられない状況ということになっております。 与那原町さんがどういう事業をやっているかは、私は把握をしておりませんけれども、南城市にあっては一括交付金という部分では、多岐にわたって利用をするというところから、次年度、このキャリア教育の部分で充てられるかというのは、予算の枠も見ながら検討していくことになるかと思います。 ◆5番(新里嘉議員)  わかりました。 やはり一括交付金にしても、南城市にもやはり枠があるということですけれども、やはり南城市としても、第2次総合計画の中でも「ひとが育つ」のところにしっかりと、やはり子供たちの未来のために人材育成ということをしっかりうたっていますので、やはりいろんな財源の中では優先順位とかいろいろあると思うのですけれども、やはりそういった点からも、やはり人材育成というのは優先度を上位のほうにもってきても私はいいのかなと思っていますので、先ほども言いましたけれど、一括交付金に限らずいろんなメニューがあると思いますので、もう最後までいろんなことにやはりトライしていただいて、せっかく学校の先生方からもあつい、こういった大きな評価もいただいていますので、ボリュームを縮小するのではなくて、やはり今あることをできるだけ維持していくような協議会にしていただけないかなというふうに思っていますので、ぜひこれを強く要望をしたいと思いますので、よろしくお願いします。 次、大きな2点目に移ります。大きな2点目、住民説明会についてですね。 こちらのほう、ちょっと答弁書のほうから、現在、大里南幼稚園、大里北幼稚園の統廃合については、認定こども園を検討していますというふうに答弁が来ているんですけど、やはり、こういった大事なことは、私は説明会でしっかり説明するべきではないのかなと思っているんですよ。細かい内容の点については、認定こども園の方向性、これはやはり今からだと思うのですけど、細かい点は詰めていくと思うのですけれども、もともと市としては32年の4月に統合した幼稚園を開園するというふうに市民の皆様にはうたっていますので、私は、まずはこの統廃合についてもしないのであれば、これは早目に市民に対しては住民説明会を行うべきではないかなというふうに思っているのですけれども、その点について、市長、6月の定例会ではしっかり、7月末か8月の初めごろには住民説明会を、この点だけではなくて他のことも含めて行いたい、検討していきたいというふうにおっしゃっていましたので、そちらのほう、市長の所見をお伺いしたいと思うのですけれども、よろしくお願いします。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  6月の定例会で、なるべく早く、できたら7月あるいは8月にも住民説明会を行いたいという答弁を私もしております。それで、内部でも検討を重ねているのですけれども、なかなか実現できておりません。そのことに関して申しわけないなと思っております。 それは大里北小学校、あるいは大里南小学校、あるいは校区問題等も含めての教育行政の中、様々な課題を抱えている中で、やはり住民の方々の意見も聞かないといけないという思いからですので、今回の新里議員の幼稚園の統廃合に関しても、なるべく早い時期にそういったことができるように、説明会ができるように。説明会というよりは意見交換会ですよね。意見交換会等ができるようなことを検討してまいります。 ◆5番(新里嘉議員)  市長、私は市民へ丁寧な説明を行っていくことは、市長の本当に大事な骨格だと思うんですよね、施策としてのですね。さらにまた市長はスピード感をもっていこうと、常々おっしゃっていますので、これはぜひ検討しますではなくて早目に、意見交換会なら、ある意味説明会よりも早期に実現できるのではないかなというふうに思っていますので、ぜひ明確にこういった統合事業とか、これはさっきも申しました校区編成の問題もそうです。市民の関心も高いですので、できるだけ早く意見交換会を実施していただきたいなというふうに思っておりますので、市長、改めて決意のほどをよろしくお願いいたします。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  できるだけ早く意見交換会というのを進めていきたいと思っております。 幸いに、新しい教育長も就任しておりますので、教育部とも相談をしながらやってまいります。 ◆5番(新里嘉議員)  細かい方向性については、やはり認定こども園などを市はもう方向性としては定めているという、今、答弁がありましたので、まずは、大きな点からは、しっかりと市民に対しては説明を行っていただきたいなというふうに思っていますので、ぜひよろしくお願いします。 続いて、地域課題、大きな3点目のほうに移らせていただきます。 この中で、1点目ですね、南風原田原線の進捗状況をちょっと見ましたけれども、進捗状況としては86%ということできておりますが、やはりこの道の大きな課題としては、自転車道路を歩道に代わる位置づけで市は考えていると私は認識しているんですけども、その中で、やはり一番肝心なこの自転車道路の整備計画がどこまで一体、今、県として進んでいるのか、それを今、市の情報としてはどういった形で理解しているのか、その点もしわかるのであれば、よろしくお願いいたします。 ◎総務部長(知念哲雄)  ただいまの御質問にお答えいたします。 先ほど御説明申し上げましたけれども、まず、本年度は大里北小学校予定地付近の部分を工事をしていますということではございますけれども、議員御指摘のとおり、歩道部分は県の自転車道路と重なる位置づけになっております。 ですので、市だけ先行するというわけにはいかないということもあって、県との情報を今やりとりはしているんですけれども、南城市も、県についてはその道路の工事に係る予算が、先ほどの説明と重複しますけれども、国からの予算が交付金としてつかない、かなり決定額が低く抑えられているということもあって、進捗がうまくいっていないという状況ということは受けております。 具体的に、じゃあいつになるのかっていうところまでは、まだ正式に情報としていただいていないというのが現状でございます。 ◆5番(新里嘉議員)  なかなか国からの予算がつかないということの中では、この自転車道路に関しては、やはりちょっと先行き不透明な点が多いということで認識しているんですけれども。 その中で、やはりこの南風原田原線の、特に今、これ水道のポンプがあるところ、南風原田原線にタンクがありますよね、タンクといいますか。そこから南風原区に向かう、ちょっと距離としては150メーターぐらいだと思うんですけれども、やはりここを、小学生も通学路として使っています。さらには高校生もここ自転車で通って、通学路として使っているんですけれども、特にこの部分に関してはかなり危険な部分であると私は認識しているんですよ。本当に車との距離も、時には本当に50センチもいかないという点もありました。 私も時折、子供たちと一緒に歩いているんですけれども、特に下から上がってくる車というのは、勢いつけて来ますので、どうしてもやはり、この部分に関しては大変危険な、私は道路だなというふうに認識しておりますので、先ほどいろんな市道の優先順位とかもありましたけれども、やはり子供たちの安心安全の確保の面からも、特に市としては、自転車道路をやっぱり歩道にということで考えていますので、やはり、ここは強く県のほうにも訴えていくべきではないかなというふうに思っているんですよ。 以前、産業教育委員会のほうでも、この自転車道路については要請のほうを行いましたけれども、なかなかいまだに進展が見られないという状況でありますので、特にこの部分ですね、この150メーターぐらいの部分に関しては、やはり何らかの策を打たないと、これもう本当に何かあっては大変なことになりますので、やはりここはしっかり、最低限の、まずは啓発といいますか、看板を立てるなり、本当に道路標示を立てるなりですね、まずは最低限のことからですね、この安心安全の部分をしっかり、市ができることをまず始めていただきたいなというふうに思っていますが、その点に関して、所見があればよろしくお願いします。 ◎総務部長(知念哲雄)  ただいま御指摘があったように、歩行者の安全を確保するという上でも必要な部分でございます。 それについてはまた早急に、県のほうにも要請、働きかけをして、なるべく早く実現できるように努力してまいりたいと思っております。 ◆5番(新里嘉議員)  ぜひよろしくお願いいたします。 続きまして、大里城址公園のパークゴルフ場についてなんですけれども、こちらのほうも、以前から委員会のほうでも質問させていただいているんですけれども、市としては28年度中には当初、指定管理を、西原区に限らず、どちらかと結びたいと。その中で、まずは西原区が優先順位の上のほうにいるということで認識しているんですけれども、今回も、管理先については西原区を考えておりますというしっかりとした答弁がきておりますので、ぜひ早目に指定管理を、しっかりとした、お互い条件のもとで結んでいただきたいなというふうに思っています。 管理棟の部分に関しても、総合的な部分で多分、指定管理というふうに考えていると思いますので、ぜひこの辺はしっかりと、指定管理を受けられると思われる西原区と協議を重ねていただきたいなというふうに思っております。 その指定管理を受けるまでの間、それはやはり責任としては、維持管理の部分も含めても、やはり市のほうがありますので、特にこのパークゴルフ場、先月行われた催し物があったんですけれども、その催し物が行われる本当に2日ぐらい前まで、もう下のほう、特にあの舞台の近くなんですけど、遊具のほう、草が大変繁茂しておりました。 パークゴルフなさっている方々からは、大変、この状況を危惧する声がありましたので、私は当初から言っていますけど、今3名体制で全て、運営から維持管理を全て見ているんですね。当初、この維持管理というか、部分を含めて1.5倍、今、この3名で運営から維持管理を行っていますので、到底手が回らないという部分もありますので、ぜひ、私は、人に限らずいろんな策を、西原区と今後話し合いを行っていただきたいなと思います。 車型の今、草刈り機っていうのもありますので、それでまた人材のほうもですね、人件費の、行く行くは削減にもつながると思いますので、そういったことを導入するということも、ぜひ検討していただきたいなというふうに思っております。 最後に、グリーンタウンの跡地利用ですけれども、こちら公共施設適正配置計画において検討してまいりますと。これも以前から、どの公共施設に対してもそういったことがあるんですけれども、具体的に形として出てくるのはいつ頃を予定しているというふうに考えていますでしょうか。よろしくお願いします。 ◎総務部長(知念哲雄)  ただいまの御質問にお答えします。 具体的にいつ頃になるかというのは、大変申しわけございません。例えば来年とか再来年ということでのお示しは今できない状況です。 それぞれの施設について今、調査を行って、どういった形で集約する、もしくは統廃合する、新たに建て替えるという議論をこれから進めているところでございます。 御質問にあった体育館については、教育部長からの説明があったように、非常に老朽化をしていると。この施設の能力も含めて、需要も含めて建て替える施設には当たらないであろうということもあって今、閉鎖をしているということでございます。 その後に、例えば新たな何らかの公共施設にするべきなのか、それとも福祉施設等なのか、もしくは民間活用なのかということも含めて、これから議論していきたい。とはいえ、施設として、用地も含めて非常にもったいないところでもございますので、なるべく早い段階で利活用の部分は検討していきたいというふうに考えているところでございます。 ◆5番(新里嘉議員)  この配置計画、しっかりまた目に見える形で、もし市民の皆さんに報告ができるんであれば、いち早く、まずは地元の皆さんに説明をなるべく丁寧にしていただきたいなというふうに思っております。 以上です。 ◎教育長(上原廣子)  先ほどの新里議員の外部指導者の件で、私の発言の中で、玉城中学校の指導員お二人は県の補助事業で対応しているそうです。 それで、市の負担はないということの報告がありましたので、以上、訂正をお願いしたいと思います。(97ページ25行目の発言訂正) ○議長(国吉昌実)  新里議員、よろしいですか。 次の質問者、前里輝明議員。 ◆9番(前里輝明議員)  皆様こんにちは。本日6番手の前里輝明です。 改選後の初議会にあたって、今回、私たちは会派を結成いたしました。そこで、少し会派の説明をさせていただきます。 無所属会派凛の会。この、無所属会派凛の会の凛という字は、きっぱりと芯をもって自分の意見を言えるという意味から、凛という字をとりました。 会派の理念としましては、是には是を、非には非をと、この是々非々の理念をもって、南城市にとって常にベストな判断を選択して、そして議場では建設的な提言をしていくという姿勢で頑張ってまいります。 そして、私個人におきましても、これから4年間、公正不偏の精神でしっかり頑張ってまいりたいと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。 それでは、発言事項の質問に入らせていただきます。 1点目に、教育施設の整備について。総合計画や市長の施政方針で掲げる未来を担う子供たちの育成を図るためには、教育施設の整備を整えることが大事です。今でも教育施設の整備には力を入れておりますが、その中でも2点、教育設備の施設の整備について伺います。 市内各中学校へのクーラー整備の進捗状況について伺います。 学校トイレの洋式化について、市の御見解をお伺いいたします。 発言事項2点目、防災力・消防力の向上について。複雑多様化、大規模化する災害に迅速的確に対応できる総合的な防災力、そして減災力の強化について伺います。 また、災害時には危険な現場に駆けつける消防隊員がいます。消防体制をより強固にするために、消防力の強化についてお伺いいたします。 発言事項3点目、子育て支援について。総合計画や市長の施政方針で掲げる南城市で安心して産み育てられる環境を作るためには、子供たちを保育園に預けて保護者が安心して働ける環境を作らねばいけません。 本市の待機児童対策についてお伺いいたします。 直近の待機児童数と、推移について伺います。 各保育園との連携体制について伺います。 今後の保育の量と質を確保するための取り組みや方向性についてお伺いいたします。 ◎教育部長(上原昇)  前里輝明議員の、教育施設の整備についてお答えします。 1点目の市内各中学校へのクーラー整備の進捗状況ですが、大里中学校については、次年度の事業でクーラーの完備された仮設校舎を設置することになっております。 その他の佐敷中学校、知念中学校、玉城中学校の3校については、平成30年、10月のようですね、10月に設置工事に着手しているところであります。平成31年3月1日には整備完了の予定となっております。 なお、久高中学校については整備済みとなっていることから、市内の中学校全ての施設が空調完備施設となります。 2点目の学校トイレの洋式化については、平成18年度以降に整備された施設については、全て洋式トイレを採用しております。18年以前に整備された学校については、洋式化への要望があるため、今後、公立学校施設整備事業長期計画に組み入れて、補助金での整備ができないか、検討するということで考えているところであります。 ○議長(国吉昌実)  4時を超えることが明らかですので、時間を延長して行います。 ◎総務部長(知念哲雄)  それでは、前里輝明議員の御質問にお答えいたします。 近年、災害が多様化・大規模化しており、防災を取り巻く環境は大きく変化しております。 また、人口の増加や高齢化の進展など、社会情勢の変化を踏まえつつ、災害に対応していく必要があると考えております。 そのような中、本市では、ハード面においては、免震構造を備えた南城市庁舎等複合施設を新設したことで、災害活動拠点としての機能を確保し、隣接する公共駐車場では大規模災害時の仮設住宅の迅速な設置が可能となります。 また、次期防災システムの構築を進めており、市内全域への緊急放送や監視カメラの設置により、迅速な情報収集と緊急放送が可能となります。島尻消防と情報を共有するシステムによる救急、それから救助活動を充実させていけると考えております。 ソフト面においては、広報誌やホームページを活用し、防災・減災に関する情報発信の充実、強化により、市民の防災・減災意識の向上に努めるとともに、市民自ら自分たちの地域は自分たちで守る共助の精神を育み、自主的に防災活動を行える自主防災組織の立ち上げ、強化に努めてまいります。 去る9月1日には、南城市で初めての取り組みである、大規模な南城市防災訓練を行いました。実践的な訓練を通し、消防職、団員や自主防災組織との連携強化を図ることができ、総合的な防災・減災力、消防力の強化ができたものと感じております。 今後も、消防職、団員や自主防災組織と連携した実践的な訓練を継続し、市民の皆様が安心して暮らせるような防災・減災力、消防力の強化に取り組んでまいりたいと思っております。 以上でございます。 ◎福祉部長(井上英之)  前里輝明議員の、待機児童対策についてお答えします。 1点目の直近の待機児童数と推移についてですが、直近3カ年の4月1日時点で、平成28年に77名、平成29年に94名、平成30年に143名となっています。 次に、2点目の各保育園との連携体制についてですが、毎月開催されている南城市社会福祉法人立園長会や、平成29年度に設置した南城市保育園運営連絡協議会において、保育に関する事業の説明や、待機児童の現状と対策についての情報交換を行っています。 次に、3点目の今後の保育の量と質を確保するための取り組みや方向性についてですが、待機児童の大部分を占める低年齢層の受け皿確保のため、認可園や小規模保育所の整備を行うとともに、既存園の保育士数や面積基準の確認を行い、定員見直しについて、各園と調整を進めます。 また、保育士スキルアップのための各種研修会についての情報提供や講演会を実施することで、保育の量と質の確保に取り組んでまいります。 ◆9番(前里輝明議員)  それでは、1点目の教育施設の整備についてから、再質問いたします。 まず、クーラーの部分ですが、クーラーについては確認で質問をやりました。 その中で、大里においては仮設校舎が設置されてから、そして佐敷中、知念中、玉中においては、今月設置工事に着手して本年度で終了、次年度から使えるということですが、この4校、4中学校を含めて、小学校もクーラーが入っているところも含めて、全部でかかるこの光熱費というのは今、想定している金額というのはお分かりでしょうか。お願いいたします。 ◎教育部長(上原昇)  光熱費については、ちょっと手元に資料がないので、後で答えたいと思います。 ◆9番(前里輝明議員)  以前、南城市庁舎建設のときには維持管理費が年間これぐらいかかると。当時の説明では8,000万、年間維持管理にかかるよというふうに説明がありましたので、そういった部分で、そういった関係性から学校のクーラーを設置するにあたって、この光熱費、電気代というのを把握しているのかなというふうにちょっと確認したいと思いますので、後ほど、わかり次第でよろしいので、資料でもよろしいです。ぜひ、分かるのであれば教えていただきたいというふうに思います。 今なぜそういった質問したかといいますと、全国でクーラーを設置して、光熱費がかかり過ぎて稼働していない学校とかもありますので。学校にクーラーを設置したけど、後々電気代かかり過ぎて稼働できないというような、全国で実際起こっている現象が南城市でも起きないように、今のうちから把握した予算の取り方というのを、次年度に向けてしっかり考えていかないといけないと思いますので、その辺について、部長のまた御見解があればお願いいたします。 ◎教育部長(上原昇)  確かに、南城市も18年度ですかね、最初に入ったのが玉城の、玉小のほうが最初だったと思うんですけど、続いて知念小という感じで続いているんですよ。その前に島尻でも、たしか豊見城、糸満でしたかね、あの辺も入れたんですけれども、なかなか光熱費が払えないということで一旦とめた経緯も、情報としては私ども持っていました。 南城市の場合は1カ所、玉小から入りまして、全てクーラーを入れましょうということで、光熱費等も考慮して、実際、全小中学校入るということですので、その辺は今後も継続していくのかなということで考えております。 ◆9番(前里輝明議員)  全国含め県内、特に糸満とか新聞にも載っていましたよね。 そういったように、クーラー設置したけども稼動できないような状況にならないように、事前に想定できるものに関したら、業者の方においてはそういった部分、把握できるのかなと思いますから、事前に確認して、また次年度に向けた予算編成に生かしていただきたいなというふうに思います。 そして、あと1点、今回の補正でも上がっていますが、県の補助が使われたということで合併特例債、一般財源からの減ということで、財源の組み替えという形で、一般補正のほうで上がっています。 ですが、今回から設置に入りますので、実地設計は終わっていると思います。実際この工事、事業費の減というのはあるんでしょうか。 総事業費のほうでは1億2,000万という形で入っていますけど、予算的にすごく高額な、多額な事業費になっていますので、今は実施設計が多分終わっていると思いますので、その時点での事業費について見通し、また、見込み等があればお願いいたします。 ○議長(国吉昌実)  休憩します。     (休憩 15時57分)     (再開 15時58分) 再開します。 ◎教育部長(上原昇)  事業については、今回、財源の組み替えのみで、変更はございませんでした。 以上です。 すみません、増減については、ちょっと今、手元資料がないもんですから、把握して後で報告したいと思います。 ◆9番(前里輝明議員)  わかりました。 部長、私の質問が悪かったですね。実施設計を終わった時点での設計で幾らでしたかっていう部分だったんですけど、まだ事業の途中ですので、終わった時点でしっかり確認してまいりたいなというふうに思います。 この事業自体が、クーラーを入るということで、すごくいい事業なんですけど、今後やっぱり財政的に負担になる部分はしっかり冷静に判断していかないといけないと思いますから、この事業費に関してもしっかり見てまいりたいなというふうに思います。 それで、トイレの洋式化について、再質問いたします。 公立小中学校のトイレ状況、全国ではもう43.3%の設置に対して、沖縄県は54.7%と、本当に全国でも、1位ではないですね、全国1位の神奈川県に次いで全国2位の状況になっていますので、本当に洋式化がすごく進んでいるのかなというふうに思います。 衛生面、また、節水面の部分で洋式がすぐれているというふうにありますが、改修に多額の費用が必要ということで、また、教育的観点から、和式の使い方を覚えてもらうためにも残した学校があると。様々な学校の取り組みがあると思います。 文部科学省のほうでは、国の補助としても、この洋式化に向けて補助としてもありますし、洋式化を進めているというのもありますので、南城市の今現在の洋式化率について、今わかれば報告をお願いいたします。 ◎教育部長(上原昇)  洋式化については、市の方針として、方針というんですか、整備の方針ですね、方針というのは概ね90%以上、各学校90%以上は洋式化にしましょうという基本の計画があります。 実際、幼稚園、6園あるんですけれども、今現在、洋式化されているのが81.4%、小学校においては9校のうち洋式化が72.8%、中学校においては5校ですね、5校において洋式化が33.8%ということになっております。 以上です。 ◆9番(前里輝明議員)  ありがとうございます。 これは通告になかったんですけど、対応していただいて、すごく把握できました。 教育的観点から、和式の使い方を覚えてもらうために和式を残すとか、例えば各学年のワンフロアに一つだけ和式を残すとかですね、いろんな方向性を持って整備を進めていくというふうに思います。 答弁の中で、18年度以降に整備された学校については洋式化の要望があるから、長期化計画の中に組み入れて検討していきたいとありますが、どういった方向性をお持ちなのか。例えば全部洋式に変えるという考えなのか、それとも、和式も含めたそういった、残しながら洋式化を進めていくという考えなのか、御見解や、また、方向性があれば、お願いいたします。 ◎教育部長(上原昇)  確かにですね洋式化、今の子供たちはもう、おまるの時代というんですかね、小さいときからもう和式を使ったことがないということで。一般の方々、教員もそうなんですけども、洋式よりは和式のほうが使いやすいとかそういうのもあってですね。実際、だから市の整備方針の中にも、概ね洋式化は90%ぐらいがいいんじゃないかなということで考えているわけです。 今後も、学校とも使い方を、学校ですね、学校とも調整しながら、今後どうするのかというのを、また議論しながら検討していきたいと思っております。 以上です。 ◆9番(前里輝明議員)  特に中学校のほうが洋式化率というのが低いではあるんですけど、特に小学校の低学年生とかは、おうちで実際、和式がなくて、もちろん、あるおうちもありますけど、洋式が今多くなっていますんで、行ったときに使えないとか。 授業の休憩時間にトイレに入ったときに、和式の使い方が最初のほうでわからないとか、ちょっと時間がかかってしまうとか、そういったのもありますので、私は和式を残しつつ洋式化というのを進めていったほうがいいのかなと思います。 そして、答弁のほうでも、長期化計画のほうでしっかり組み入れて補助金の整備ができないか検討していくというのがありますので、ぜひ進めていって、洋式化率のパーセントを上げていってもらいたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 私のほうでもこの小学校、中学校のほうで洋式化について保護者からそういう要望がありましたので、ぜひ考えていただきたいと思います。 続きまして、2点目の質問に入ります。防災力・消防力の向上についてです。この質問に関しましては、大きく2つあります、内容が。 1つは、行政に対しての防災力、そして減災力の強化を図る取り組みが必要じゃないかという点と、もう1点は、島尻消防、私たち管轄は島尻消防ですから、その消防力を上げることが防災力と減災力に直結すると思っていますので、この2点の観点から御質問したいと思います。 まず、1点目の防災・減災についてですが、基本的に防災は被害を出さないように事前に取り組む、それが目的。減災は被害を最小限に抑えるのが目的という中で、減災のためには、自分の身は自分で守るという自助、ともに助け合う共助がとても重要な理念となっております。 今、答弁の中でありましたが、先月の9月1日に沖縄県の総合防災訓練、沖縄県及び南部圏14市町が主体となって取り組んだ防災訓練があります。私、そういった訓練を市で事業として取り組んで、今後も進めていくべきだと思っています。 それはなぜかといいますと、自主防災組織は地域で作ります。学校で防災訓練をします。そして、自主防災組織も地域で防災訓練をするんですけど、まだ全体的に防災意識が、災害時の意識が低い方がいます。市のほうで、いかに災害時に万全の体制を作っても、意識がなく、動きが遅ければもう絵に描いた餅になりますので、そういった意識を向上する意味でも、年1回はこういった各組織との連携した防災訓練を行うべきだというふうに思います。 特に先月9月1日に行われた防災訓練におきましては、ものすごく大規模でこれからのモデルになるような防災訓練を開いていただきましたので、私はそういった形で市の事業としても、島尻消防とも連携して取り組んでいただきたいと思いますので、それについて、年1回の事業として考えていただきたいと思いますが、御見解をお願いいたします。 ◎総務部長(知念哲雄)  ただいまの前里議員の御質問にお答えします。 9月1日、その日は那覇と私どもで、両方でやる予定だったんですけれども、悪天候で那覇が開催できないということで、副知事も含めて南城市のほうにお見えになっておりました。 その取り組みの中でも、当然、消防もそうですけれども、警察、それから医療機関、自衛隊も含めた形で総合的に訓練を行われております。当然、市の中でも久高島、それから防災組織を立ち上げていただいている自治会も含めて、実施をすることができました。 これにつきましては、初回ということもありまして、前里議員が言うように、いろんな組織、地域、それから団体のところまでうまく連携して取り組むことができなかったところも課題としてあります。 ですので、おっしゃるように、できれば年に1回、市内の全ての団体とは言いませんけれども、意識を持って取り組んでいけるような取り組みができないかということで今、検討を進めているところでございます。 ◆9番(前里輝明議員)  ぜひ取り組んでいただきたいと思います。 防災意識が高い地域と、特に自主防災組織があるところはすごく高い地域があるんですけど、そうでない地域の差もありますし、南城市、自主防災の結成率もまだ低いですから、だからこそ今、市を挙げた取り組みをやることによって、自主防災組織の必要性というのも改めて認識できると思いますので、年1回の各組織、そして行政が中心となって、今回みたいに消防が中心となってという形でもいいんですけど、一緒になって意識を上げるための、そして災害時に備えた対応ができるように、ぜひ取り組んでいただきたいというふうに思います。 これは、僕は使える事業があれば、何かの事業に乗っかってやってもいいですし、市の単独でも、これだけ防災に対しての組織、構築していますから、体制、やるべきだというふうに思っていますので、ぜひ予算編成でまた御検討していただきたいというふうに思います。 2点目ですけど、平成28年度から事業として取り組んでいる防災システムですね。第1期、第2期は、第1期工事は平成28年度、29年度。そして、少し繰り越しになった事業も第1期のほうはあったと思いますが、その部分で、30年度には第2期工事というふうに、この事業は取り組んでいます。 今回の台風24号での防災システムでの機能というのはしっかり活用できたのか。特に第2期においては内陸部ですからまだできていないにしろ、第1期の工事にしては既に完了して、そして現状を把握する機能、現状を確認して把握する機能、そして沿岸部において情報を伝達する機能を第1期のほうで、しっかり体制を作っていますので、24号のほうでそれがしっかり機能したのか、お伺いいたします。 ◎総務部長(知念哲雄)  ただいまの御質問にお答えします。 今回、第2期、内陸部はまだ、これからの、施行中でございますので、成果としてはお示しできないんですけれども、第1期で整備したカメラ、それから放送システム、今回、台風もあって放送システムとしての放送としてはうまく活用をしてはおりませんが、カメラについては非常に有効的でございました。 まず、つきしろのほうからですかね、新開のエリアの部分、それから久高、奥武島等を監視することができる。御承知のとおり奥武島、高潮も含めての越波の部分もございましたけれども、そういうことでの情報を得て、地域とのやりとり等が行うことができました。 ただ、今回、想定以上に風も強くて、一部カメラの損壊もございました。建っている位置がどうしても高い位置なので、恐らく気象庁から出ている風速よりもかなりきつい風が吹いたのかなということと、御承知のとおり、停電が長くて、電波障害が携帯でもありましたけれども、同じように通信の部分が少し途絶えた部分もございました。 これについても課題として、対策してさらに強化をした上で、災害に強いシステムとして育てていくというか、構築していきたいというふうに考えてございます。 以上です。 ◆9番(前里輝明議員)  次は25号が、その進路の中に沖縄があたるというふうになっていますので、ぜひその次期防災システムですね、それは機能させて、災害を少しでも、情報を確認して伝達できるように機能を生かしてもらいたいなと思います。 この第1期工事で約3億、ソフトも入れて3億かかっています。30年度に取り組んでいる第2期においても3億、計約6億の事業費ですので、その機能をしっかり活かしたような防災の、災害時に対応していただきたいなと思います。 そして、この現場に駆けつける消防との連携体制なんですけど、やはりこれだけのカメラを使って、そして情報を確認して、状況を確認して伝達するにあたって、現場に駆けつけるこの消防のほうにもしっかり連携ができてないといけないと思いますが、今どういった連携体制をしているのか。また、消防のほうで情報を何か向こうに送りつけるような事業とかも今、整備しているのか、確認をお願いいたします。 ◎総務部長(知念哲雄)  このシステムについては、まだ正式に稼働していない部分もあります。試験的に行っていまして、消防とのやりとりの中では、災害、台風とか地震も含めて、もしそういう発生があったときに、情報の連携のために職員の、要するに交換ができないかと、情報のやりとりのためのですね、そういうふうな仕組みをとれないかということは今、議論はしているところでございます。 ネットワークも含めてのシステムでのやりとりと、あと、非常用の携帯でのやりとりを消防とは行って、今回の台風のときにも、実際、今回、避難者が70名ほどいらっしゃっていました。個人で来れない方々は消防にお願いして運んでもらったりということもございました。 ◆9番(前里輝明議員)  しっかり連携をしていただきたいと思います。 消防本署のほうにも、初動動作を早くするためにも、現状の確認ができればその対応とかもできますので、例えば映像がそこに行くとか。全てが直通で情報が共有できるような、そういった体制を作っていただきたいと思います。 この防災システム、先ほど皆さんが6億かかった事業です。それをうまく現場に駆けつける消防、また、自衛隊とかも含め、その災害に関連する組織のほうに共有できて、いい体制ができたらいいと思いますので、今後の連携をお願いいたします。 そして減災、また、防災に直結する消防力の強化についてですが、今回、台風24号でも災害時に現場に駆けつける消防隊員を本当に見ました。そういった災害時の人命救助の救助体制を強化するためには、やはり消防力の強化を図っていかなければいけません。 消防においては、島尻消防議会において、平成29年職員の定数条例を行いました。83名だった消防職員を86名に改正しております。 ですが、島尻消防、この八重瀬と南城この管轄である中で、総務省消防庁が出した消防力整備指針においては、約120名の職員が必要とされている中、現在86名の体制で配置されております。 緊急車両体制、また、様々な車両というのを配置されていますが、その機能を生かす消防の職員体制が構築できていない現状と課題がそこに、以前からあります。私は、そこを改善しない限りは消防力の強化にもつながらないというふうに思いますので、消防の管理者である市長のほうに、今後の消防力の強化についてもお伺いいたします。 これは9款の消防費で年間約5億5,000万ぐらいの負担費を南城市議会が出していますので、その部分においては管理者である市長のほうからも、消防力の強化が確実に災害時に直結しますので、御見解をお願いいたします。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  消防力の強化については、非常に重要な部分でございます。 ただ、島尻消防本部も非常にそれに関しては努力を重ねているところです。職員の充足率も70%を超えていて、那覇に次いで、たしか2番目の充足率かと思っております。 今回の台風24号に関しても、消防からの報告を受けて140件以上の出動をしていますので、本当に大変な2日間だったと私も認識をしております。 そういう意味では、前里輝明議員がおっしゃるような消防力の強化は、とっても必要なことではございますので、引き続き島尻消防との連携を深めながら、市長としても努力を重ねてまいります。 ◆9番(前里輝明議員)  市長のほうで、消防力の強化についてあと一点、お伺いいたします。 管理者でもあり、また市長でもある瑞慶覧市長もおわかりのとおり、やはり職員を増やすということはすごく財政的にも負担になりますので、それが1人、2人増やしたことによって消防力がぐんと上がるわけではありません。 その中で、もう台風や地震、風水害等の大規模自然災害等への対応や備えを強化するためにも、各消防の管轄を越えた広域的な、南部一帯な、広域的な消防体制も検討するべきというふうに私も考えます。 以前もこの質問があったと思いますが、今回の台風を見てもそうですし、災害時以外の救急体制に関しても管轄を越えた体制が、今どこの地域も、どこの消防も職員の充足率がまだ低い中で、広域的な部分はやっぱりもっと必要性が出てくると思います。 この南部一帯といいますと、島尻消防、糸満消防、豊見城消防、東部消防、この4消防になると思います。その職員の充足率もばらばらです。ですが、管轄を越えて、人の命を考えたときには、その部分、ここの充足率が低いからまだできないとか、そういった議論はあるかもしれませんが、管轄を越えて広域的な考えをもっていくのも、私は消防力の強化につながると思います。 1点目の、職員を増やして消防力をやるには、やはり数に限界がありますから、であれば今度は、広域という部分では、さらに強化という部分につながるのではないかなと思います。 今の市長のお考えをお願いいたします。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  この質問に関しては、実は明日、平田議員からもらう予定になっていまして、準備をしているところです。 広域に関しては、いずれにしても明日もまた同じ答えになると思うのですけれども、国、そして県、その方向でいくべきだと。そして、南城市においても、やっぱりその方向でいくべきだと思っております。ただ、それをどうやってやっていくかに関しては、現場の声、それから充足率も含めて、機能も含めて、それが総合的にうまく機能できるような、そういう形で進めていければと思っております。 ◆9番(前里輝明議員)  この広域化についても一つの案ですので、これが僕も答えだと思っていませんが、こういった場合には、本当に消防力とか全てのその運営の部分で、経費が浮いたりする部分があるのではないかなと。車両についてもそうですね。はしご車についても、ここで1個持たなくても、広域的にだったら、広域的に1台でオッケーになるかもしれませんので、いろんな観点から、一つの案として御検討していただきたいなというふうに思います。 それでは、3点目の子育て支援について再質問いたします。 目の前がいつも福祉部長だったのですけど、今回遠くなっていますね。8年間いつも目の前だったんだけど。 直近の待機児童数なんですが、3年間でやはり増えていますね。様々な要因があると思いますが、この3年の推移を見た中で、待機児童が増えている要因について、部長の御見解をお願いいたします。 ◎福祉部長(井上英之)  前里輝明議員の再質問についてお答えします。 施設整備等により、利用定員の増は着実に増えてきておりますけれども、定員増を上回る急激な保育利用者申し込みの増、その要因としましては女性の社会進出、あるいは共働き世帯、それと核家族化で、需要が表に出たということですね。どうせ入れないというような諦めの形で申請していなかった方もこれまではいたと思うのですけれども、こういった需要が出てきたためだと思っております。それと、市民の増加ですね。合併後、約3,000人増えているということも、この申込者の増につながっていると思っております。 ◆9番(前里輝明議員)  人口増加に伴う待機児童、また、ニーズがしっかり出てきたという部分だと思いますので。 最近の新聞を見ますと、沖縄県の待機児童数においては全国でも3番目に悪いと。待機児童率においてはワースト。 その中でも3市2町の率が高いというふうにありました。その5%を超えるという部分ですね。5%を超えるという部分で、その3市の中に一つ、南城市が入っています。だからこの、県内でもワーストの中で、その3市の中の一つが南城市という部分は、すごく私もちょっと衝撃的だったなというふうに思っていますが、それだけの要因もありますので、待機児童というのは本当に、昔はなかった問題です。平成25年、6年ぐらいからこの言葉がよく出た問題と思いますので、しっかり対応していかなければ、若い人がそこの地に住みつくというのは難しいのかなというふうに思っていますので、ぜひ待機児童に向けた取り組みを行ってもらいたいと思います。 特に、待機児童をゼロというふうに政策で上がってきますが、解消とかですね。それに向けた具体的な道筋として、私は目標年度数を設定すべきだと思いますが、今、その解消に向けた目標の年度数というのは担当部局のほうではお考えがあるか、御見解をお願いいたします。 ◎福祉部長(井上英之)  待機児童の解消の具体的な年度については、平成31年度までに所要の定員増等を行った上で、平成32年4月1日現在で、待機児童が解消になるように取り組んでいきたいというふうに考えております。 ◆9番(前里輝明議員)  31年度内では、それで待機児童の解消を図る、32年度の最初ですね、それまでには待機児童を図るということで。 次年度からは保育料の無償化とかも今、政府が考えているのがありますので、さらにニーズが増えると思いますので、そういったものも含めながら、待機児童の解消に向けて取り組んでいってもらいたいと思います。 あと、もう1点、事業の的確性という部分で質問いたします。 今、保育対策総合支援事業を活用しておりますが、実際の効果が出ていると感じているか、その事業の的確性、現場の意見を聞いた、そういった事業の取り入れ、導入の仕方になっているかというのを、ちょっと確認でお願いいたします。 ◎福祉部長(井上英之)  児童保育対策事業等につきましては、毎年、これから後になりますけど、次年度事業の見積もりに向けた各保育園につきまして、補助事業希望調査等を行った上で、次年度の各種事業の採択等を行っておりますけれども、その中には、待機児童に欠かせない保育士確保の事業とか、保育士の年休取得とか様々なものがありますので、積極的な活用を呼びかけております。 もちろん、次年度に向けた希望調査等もありますけれども、先ほど申し上げました保育園運営連絡協議会とか、そういったものの中でも積極的に呼びかけております。 ◆9番(前里輝明議員)  限られた予算で保育対策総合支援事業の中から事業を取り入れていきますので、しっかり現場に合った、的確性のある事業を取り入れていただきたいと思います。 最後に御見解を伺いますが、今後、保育園を設置していく中で、認可保育園、認可外保育園、小規模保育、企業主導型、事業所内保育などがありますが、今後のこの事業、保育園の配置のバランスについて、お伺いいたします。 ○議長(国吉昌実)  休憩します。     (休憩 16時24分)     (再開 16時25分) 再開します。 ◎福祉部長(井上英之)  最近から、2年ぐらい前から企業主導型という新たな運営形態のものが出てきておりますけれども、企業主導型というのは、あくまで企業主導型であり、無認可保育園という位置づけになっております。市は市として保育の責任を負わないといけませんので、市できちんとやるべきことはちゃんとやっていこうと考えております。 でも、その中で、0、1、2歳児、全体の中で待機児童の占める割合が高いと思っておりますので、小規模保育園を整備して、認定こども園の話もありますので、認定保育園で3歳児以上の受け入れができないかというふうに今後、検討していきたいというふうに思っております。 ◆9番(前里輝明議員)  それでは、子育て整備について、しっかり力を入れていただきたいと思います。 以上で一般質問を終わります。 ○議長(国吉昌実)  休憩します。     (休憩 16時26分)     (再開 16時40分) 再開します。 次の質問者、運天貴也議員。
    ◆2番(運天貴也議員)  皆さん、こんにちは。 9月の選挙におきまして初当選させていただきました、運天貴也と申します。よろしくお願いします。 これまで、仕事を含めて、PTA連合会、商工会、また、南城市青年連合会との交流、他のもろもろ、南城市と関わってきました。大好きな南城市です。この4年間、一生懸命頑張りたいと思います。よろしくお願いします。 私のモットーは、地域と考え行動するをモットーとして、地域の意見を議場へ届け、住みよいまちづくりを徹していきたいと考えております。 では、一般質問に入りたいと思います。 南城市人口ビジョン、平成28年2月の集落の実態調査の資料にありますように、知念地区、佐敷地区の仲伊保、冨祖崎、屋比久、手登根、伊原とした市東部地域は人口の減少や少子高齢化が進んでおり、子供がいない、若者が少なく青年会がない、若い世代が家をつくらない、Uターンの次男、三男が戻ってきてほしいなどの意見があったと記載されておりました。 その改善策について、私なりに地域活性化を期待し、3点、今日はお伺いしたいと思います。 まず、発言事項1点目、南部東道路についてであります。 南部東道路につきましては、本島南部、東海岸の観光振興、那覇空港や那覇市へ移動時間の短縮などを目的に、起工式が旧玉城庁舎2階ホールにて2015年8月に行われており、2022年前後の完成を目指し、南城市の物流、通勤通学時間の短縮や南部医療センターなどの医療機関への迅速な輸送、より市民生活の向上が期待されます。 また、開通する斎場御嶽から首里城間は最大17分の時間短縮され、観光振興にも大きなインパクトを与える可能性がありますと、当時の新聞記事にありました。 現在、庁舎周辺や大城ダム周辺では橋梁が建設され、工事の進捗が見えるようになってきました。早期開通を期待する市民からは、いつ開通するのか、工事の進み具合はどうなっているのかなど、多くの声が寄せられています。 そこで、お伺いします。 先月6日に市長自ら県土木建築部上原部長へ、同事業並びに市内関係道路整備促進を要請されております。同部長との会見内容と、現在の進捗状況をお伺いしたいと思います。 他の発言事項につきましては、自席にて行います。 ◎総務部長(知念哲雄)  それでは、運天貴也議員の南部東道路についての御質問の、県土木建築部長との会見内容と現在の進捗状況についてお答えいたします。 まず、本市より1点目、那覇空港自動車道への直接乗り入れの事業化の促進。 2点目、佐敷つきしろインターからの延伸の早期事業化。 3点目として、建設現場事務所から建設事務所への格上げをしてほしいと。 4点目、佐敷玉城インターチェンジと市道夜明けが丘線間の交差点の改良、これは、県道137号線の部分の要請。 それから5点目に、県道137号線の新里坂区間における線形幅員等の改良。 6点目に、関連市道、船越大城線、それから喜良原新里長作原線の整備費の拡充についての6項目について、市側からの取り組みの重要性、それから緊急性を説明して、要請しております。 これを受け、県の土木建築部長より、予算確保が厳しい状況であることや、基本的な考え方、それから検討を要する旨などの説明がございました。 また、進捗状況につきましては、平成31年度末には4工区、大里東インターから佐敷玉城インター間の供用をする予定であるとの説明を受けております。 以上でございます。 ◆2番(運天貴也議員)  31年度の供用を予定しているということでありますけれども、3月の議会の答弁の中に、一部供用が34年、38年の完成ということでお伺いしていますけれども、これは私の認識違いでしょうか。 ◎総務部長(知念哲雄)  この件につきまして、御説明いたします。 31年の末に供用する予定の部分については、第4工区の一部だけということでの説明を受けています。これは先ほど説明したとおり、大里東インター、場所からすると恐らく大城のところで、それから佐敷玉城インターの、役所のこの近くの間は31年度末までには供用を開始したいということでの県からの説明ということで御理解いただければと思っております。 ◆2番(運天貴也議員)  状況がわかりました。 前市長時代に那覇空港自動車道への直接乗り入れについては国、県との調整の一定の合意はされたと私は理解しています。 また、つきしろインターからの延伸についても私たちの夢実現に向け進められるものだと期待しております。 多くの市民、商工関係者、観光関係者が期待に胸を膨らませている重要な事業です。 改めて瑞慶覧市長に伺います。3月議会で、照喜名副議長の直接乗り入れと延伸について政府とどう向き合っていくのかという質問について、超党派で国とパイプを探りながら要請を進めていきたいとコメントされております。 半年過ぎた今、進捗状況をお伺いしたいと思います。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  要請に関しては、国のほうへの要請というのはまだできておりません。 ただ、県の土木部長への要請をまずやっております。 今後、国への要請活動も含めて積極的にどんどんやっていきたいと思っております。 ◆2番(運天貴也議員)  今、県のほうから予算の確保が厳しいということがありますので、ぜひとも国のほうと要請をしていただきまして。 これまで商工会を初めとする各種団体、市民が期待を込めて何度も政府へ要請活動を行ってきました。一昨年6月には、ユインチホテル南城の会場をいっぱいにする市民が集まり行動した住民総決起大会も行われております。ぜひとも、瑞慶覧市長のリーダーシップのもと南部東道路早期開通に向けて取り組んでいただけるようお願いしたいと思います。 次に、2点目の発言事項に移りたいと思います。 特色ある学校づくりについてです。これも、市東部地区に人口減少の課題があります。そこで、学校教育の現場から、前々から考えていたことです。 現在、知念小学校が児童数262名、知念中学校が生徒数136名、各学年とも40名前後で単クラス又は2クラスで構成されております。私の子供も3人通わせており、保護者の1人でもありますが、子供たちは少人数制のおかげで上級生、下級生間の交流もあり仲良く、先生方の目も届き、非常に素直で元気に学校生活を過ごしていることは、うれしいことです。 しかしながら、多様な考え方に触れる機会が少ないこと、人間関係の相互の評価が固定化しやすいなど不安もあります。生徒に比例し先生方も少ないことで、中学校では部活動の選択数が少なくなり希望する活動ができないことや、体育のプールの授業において男女一緒に授業を行っている状況であります。 そういうこともあり、教育環境が変われば、人口減少から人口増を期待し、質問します。 ①「知念幼、小、中」一貫教育に向けた進捗状況をお伺いさせてください。 ②学力向上推進協議会総会資料の中に、事業計画で上記の関連として9月に県内先進校視察と記されておりました。現在まだ未実施だと思われます。その理由と今後の計画について伺わせてください。 ◎教育部長(上原昇)  運天議員の質問、特色ある学校づくりについてにお答えします。 1点目の知念幼小中一貫教育に向けた進捗状況についてですが、知念幼小中の一貫教育は、育てたい将来の児童生徒像、国際性豊かな人材として掲げ、年次的に段階を踏んで取り組んでいく計画で進めております。 まず、国際性豊かな人材の育成のためには、その土台である学力の保障と社会性の醸成が不可欠であることを、教育委員会と知念幼小中とで確認をしております。 そこで、今年から平成32年度の3年間をかけ、知念幼小中一貫教育の目標を、確かな学力を持ち主体的に他者と協働していく力強く生きる子として、目標実現の方策を両輪である学力の保障と社会性の醸成の具現化に力を注いでいくことを、知念幼稚園、小学校、中学校の学校長、教頭と共通理解をしております。そして、知念幼小中では取り組みを既にスタートしている状況であります。 次に2点目、学力向上推進協議会資料の中の事業計画に、上記の関連として9月に県内先進校視察と記されておりましたが、現在、未実施だと思われますということですけど、その理由と今後の計画について伺いたいということの質問にお答えいたします。 御指摘のとおり、本年度学力向上推進協議会事業計画の9月の最後の欄に期日は未定で記載しております。進捗状況を確認しながら、学校側に負担のない期日で考えていましたところ、未実施ということになり大変反省しているところであります。 相手校からは、お互いいい期日が合えばいつでも来校して良いという承諾を得ているところではあります。 今後、学校側と日程の調整を進めていくように考えているところであります。 以上です。 ◆2番(運天貴也議員)  ちょっと私の情報不足で、取り組みがスタートしているという状況が確認できまして、子供たちと、また保護者の立場として一貫教育につけて、また、家庭学習について頑張っていきたいなと思っております。 2点目のですね、未実施ということでありますけれども、相手校というのは名護の緑風学園でよろしいでしょうか。 ◎教育部長(上原昇)  緑風学園でしたかね、そのように指導主事のほうからの確認をしております。 ◆2番(運天貴也議員)  緑風学園。 私も今現在、中学校のPTA会長を務めさせていただいてはいるんですけども、また、学力向上推進委員の中でもお話をさせていただいたんですが、学校側と教育委員会とだけではなく、やっぱり地域の有識者又は保護者等も含めて、一貫教育に向けて保護者、地域が一体となった学校づくりを私は目指していってほしいということでお話をさせていただきました。 それにつきまして、お考え聞かせていただければと思います。お願いします。 ◎教育長(上原廣子)  市側、教育委員会側だけで進められる問題ではありませんので、地域の代表の方々、保護者の方々も入れて一緒に計画を進めていきたいと思っておりますので、その節はよろしくお願いいたします。 ◆2番(運天貴也議員)  計画段階からなるべく、私の思いも、やはり人口を増やして、教育現場から人口を増やしていきたいという思いもありますので、ぜひとも1人の保護者、1人の一議員として皆さんの力になっていきたいと考えております。ぜひとも案内よろしくお願いします。 南城市の総合計画に、東側地域において子育て世代の他地域への流出等による児童生徒が減少しています。一方、西部地域においては、集合住宅が増え、子育て世代の流入により、急増傾向にあります。 地域間の人口格差が生じています。こうした格差を是正していくにも、魅力ある教育を打ち出し、子育て世代の定住、他市町村からの転入の促進につながる取り組みを進めていく必要がありますと記載されております。 また、特色ある教育による学校地域の活性化については、新学習指導要領は学校、家庭、地域にとって学びの地図としての役割を持ち、よりよい学校教育を通して、良い社会を作ることにつなげていくことが重要ですとあります。 学校と家庭や地域が連携を強化し、各地域の特色ある学校教育を進め、地域の活性化及び地域教育力の向上を目指しますとあります。 早急に知念幼小中一貫教育の結果が出るよう、ぜひともお願いし、学校、家庭、地域が一体となり、特色ある学校づくりが成功することを期待しております。 最後に、東地区の生活環境整備について伺います。 先に質問しました南部東道路のインフラ整備、特色ある学校づくりの教育環境の強化に加え、人口増に最も重要なのは、住居の問題だと考えております。 土地はあるけれど、地目変更ができず、地元に帰ってこれないなど、市民の声が聞こえてきます。 定住人口の増加を図る事業でもあります海野漁港背後用地整備事業の進捗状況についてお伺いさせてください。 あと、本事業の最大の魅力も併せて伺いたいです。お願いします。 ◎農林水産部長(森山紹司)  運天貴也議員の3点目、東部地区の生活環境の整備についてお答えします。 ①海野漁港背後用地整備事業の進捗状況についてですが、本事業は平成26年度に実施設計業務、平成27年度は当該計画用地内に含まれる県有地の取得について事務調整を行い、平成28年度に沖縄県公有財産管理運用委員会の審議を経て、平成29年度に県有地の購入を行っております。今年度は造成を含む道路工事に着手し、平成31年3月竣工予定で進めております。 次に、②の本事業の最大の魅力について、本市は平成22年南城都市計画区域編成に伴い、住宅等の建設が多くなり、若年層を中心とした人口増が進んでいる中、東部地区においては、地理的条件や生活利便性が劣り、就業の場や地形的条件で宅地確保が厳しいことから、依然として人口減少が進んでおります。 本事業を実施することで、漁業者の地区外流出を防ぎ、後継者育成、水産業の振興及び移住・定住人口の増加や地域活性化の促進が図られ、東部地域の活性化も期待されると考えております。 以上です。 ◆2番(運天貴也議員)  整備が始まるということで、地域の1人として、活性化を見込めるということで、うれしく思います。 あと、38区間を整備予定ということでありますけれども、やはり、そこの土地を購入したい、私の友人等もいるのですが、この38区間の1つの区間の大きさだったり、価格だったりというのは、おおよその部分でお話ができるんであれば、お伺いさせてください。 ◎農林水産部長(森山紹司)  今、38区画を予定しているんですけど、1区画75坪前後になると思います。 以上です。 ◆2番(運天貴也議員)  75坪とありましたけど、1坪あたり幾らの単価になりますでしょうか。 ◎農林水産部長(森山紹司)  ただいまの質問についてなんですが、価格については今、工事含め、県有地も購入して完了しているんですけど、全事業費を工事完了後に再度見直して、価格を決定したいと思います。 本年度は、この要領、要綱等を作成して、31年度から分譲売買予定しているんですけど、これも含めて、用地価格も含め検討していきたいと考えております。 ◆2番(運天貴也議員)  お求めやすい価格設定を期待しております。 というのは、やはり私、海野なんですけども、海野ハーリーがあります。海野ハーリーは、船頭がいなくて、今、船頭養成事業ということで、青年会が、この若い世代を引き寄せるために事業をしております。 あと、お隣の知名部落につきましては、ヌーバレーというすてきな事業があります。そこでも、胡蝶の舞を踊れる方が、年齢制限が低くなっているという状況がありまして、そういった地域行事に参加できる子供たち、青年ですね、子育て世代が少なくなっているっていうのが現状、私たちの住んでいる地域であります。 高齢化社会に入っていきます。知念地域について、人口増をして、豊かな生活ができる、楽しい生活ができる知念を作っていきたいと私は考えておりますので、今日の質問をさせていただきました。 以上です。 ○議長(国吉昌実)  これで本日の一般質問を終わります。 以上で本日の日程は全部終了しました。 次回は10月4日木曜日、午前10時から本会議を開き、一般質問を行います。 本日はこれで散会します。     (散会 17時02分)地方自治法第123条第2項の規定により署名する。議長    国吉昌実署名議員  安谷屋正署名議員  運天貴也...